カスタム・オーダーのDiABLOを製品化
ドイツのトップ・ブルース・プレーヤーでありながら、ビンテージ・コレクターとしても有名なGregor Hilden。彼は10年以上前に初期のDiabloペダルをドイツの小さな楽器店で購入したそうです。それ以降、彼のメインODペダルとして、数多くのギグやYoutubeビデオで使用されてきました。
じつは、彼のリクエストでこのシグネチャーモデルの前身となった3フットスイッチのカスタムDiabloが存在しました。それらは、Heikoのハンドメイドで3〜4台作られたようです…。それをプレイしたギタリスト達からの熱い要望で、Heikoの再チューニングが施され、ビンテージGold Topカラーに収められたDiablo GHが誕生しました。
Diablo GHは、オーバードライブとブーストを備えた2-in-1ペダルです。類い稀な広いダイナミクスとクリアーでウォームなトーンは、スーパーDiabloと呼ぶにふさわしいHeikoの自信作。クリーンアンプとの相性も徹底研究し、アンプとのコンビネーションも組み合わせやすくなりました。
6〜18Vの内部動作電圧
内部の動作電圧を6 〜18Vに可変&設定できます。電圧を上げるとコンプレッションが少ないダイナミックな音になり、タイトなベーシーでパンチなある音になります。
FEEDコントロール
一般的なGain、Tone、Levelといったコントロールに加え、ユニークなコントロールを備えています。その1つ、FEEDは入力信号の低域の量を調節し、オーバードライブの問題としてよく挙げられる「入力信号の低域が強いと音の輪郭がぼやけてしまう」状態を解決します。
厳選されたパーツをハンドビルド
OKKOエフェクターは、すべて1つ1つのパーツをビルダー本人が選別し、ドイツでハンドビルドされています。
内部回路の動作電圧を6〜18V間、可変できます。低い電圧に設定すると、歪みが早く始まりコンプレッションの効いた太い音になります。高い電圧では低域が絞まりパンチの効いた音になります。また、出力ボリュームも変わりますから、LEVELの調整が必要です。
入力信号の低域周波数をコントロールします。音が太いフロント・ピックアップでも、タイトで透明感のあるサウンドがコントロールできます。
normal(ノーマル)/low gain(ローゲイン)/top boost(トップブースト)の3ポジションスイッチで、プレイするギターにマッチした入力段のゲインをセレクトします。
- UP:トップブースト(ハンバッカーPUを、よりアタックがきいて、コードが明確になるボイシング)
- MIDDLE:ローゲイン(ピークでかすかに歪むセッティング)
- DOWN:オリジナルDiabloセッティング
ディストーションの感度を設定します。ギターボリュームを絞り込んだ時に、クリーンなトーンが出るように設定してください。
オーバードライブ・セクションの出力を設定します。
ブースター・セクションのマスターボリュームです。ゲインは内部で設定されています。
ブースター用のトレブルコントロールです。絞り込むとスイートなリードトーンに適しています。
初段ゲインステージ(歪みセクション前)でローミッドのゲインを上げます。
オーバードライブ・セクションのトーン・コントロールです。時計回りで鋭い高域が強調されます。
トーンのミッド・キャラクターを3段階に設定できます。
- UP:ミッドカット
- MIDDLE:ミッドブースト
- DOWN:オリジナルDiabloセッティング
エフェクトのオン/オフを切り替えます。本機はトゥルー・バイパス仕様です。
ブーストのオン/オフを切り替えます。
9V DC センターマイナスのアダプターを使用してください。
入力ジャック。電源のスイッチも兼ねていますので、電池使用時はケーブルを抜いてください。
電源、サイズ
- バイパス:トゥルー・バイパス
- 電源:9V乾電池(006P)、またはDC9Vパワーサプライ(センターマイナス)
- サイズ:95mm(幅)×120mm(縦)×55mm(高)※突起部含む
- 重量:358g
- Made in Germany