ドイツ産のハンドビルド・エフェクター
ダイナミック・レンジの広さが特徴のオーバードライブ
ペダルボード内でもひと際目を引くオレンジのボディ、日本語で「悪魔」を意味する名前を冠したディアブロは、真空管アンプが発する芳醇なドライブ・サウンドを叶え、弾き手のニュアンスを表現する追従性と広いダイナミック・レンジを確保しながらも、同時にクリッピング回路を使用した現代的な深いゲイン幅を合わせ持っています。
Diabloのゲインは低~中程度と幅広く、ダイナミックレンジの広さが特徴のオーバードライブ・ペダルです。使用する楽器のキャラクターを忠実に伝え、演奏テクニックに繊細に反応します。
音楽に適したコントロール設計は、様々なギター、アンプ、プレイスタイルにマッチします。Diabloは広いジャンルのアーティストに愛用されており、本当に同じペダルを使用しているのかと疑うほどの幅広さと器用さを見せます。
DiabloとDiablo Plusの違い
Diabloには通常のDiabloと、スイッチが2つ搭載されたDiablo Plusの2つのバージョンがあります。違いは+スイッチによるゲインの切替えだけで、どちらもサウンドや歪みの最大値は同じです。
内部電圧を18Vに昇圧する「HEADROOMスイッチ」
HEAD ROOMスイッチをHiに設定すると動作電圧が18Vに昇圧し、ダイナミックレンジが広がります。その結果、更に広いヘッドルームと、タイトな低域が得られます。※9Vの電源アダプターや電池を変更する必要はありません。
FEEDコントロール
一般的なGain、Tone、Levelといったコントロールに加え、ユニークなコントロールを備えています。その1つ、FEEDは入力信号の低域の量を調節し、オーバードライブの問題としてよく挙げられる「入力信号の低域が強いと音の輪郭がぼやけてしまう」状態を解決します。
厳選されたパーツをハンドビルド
OKKOエフェクターは、すべて1つ1つのパーツをビルダー本人が選別し、ドイツでハンドビルドされています。
歪みの深さを調節します。深い歪みに設定しても、ギターボリュームの調整でクリアーなサウンドが得られます。
出力レベルを調整します。
ダークなサウンドから非常にブライトなサウンドまで、幅広くトーンが調節できます。さらに細かい設定は、本体内にあるトリムポットで調整できます。
中域とコンプレッションの効きを同時に変化させます。 12時の位置で中域はフラットになりますが、コンプレッションが加わるため原音とは違ったサウンドに変化します。透明で奥行きのあるサウンドから、ファットで歌い回しやすいサウンドまで幅広く変化します。
このFEEDコントロールは、歪みステージの前段プリアンプのゲインと、入力されたギター信号の低域を減衰させる働き(ローカット)を同時に行います。歪ませた際の音ヌケを良くするために有効なコントロールです。
HEAD ROOMスイッチをHiに設定すると動作電圧が18Vに昇圧し、ダイナミックレンジが広がります。その結果、更に広いヘッドルームと、タイトな低域が得られます。※9Vの電源アダプターや電池を変更する必要はありません。
- LO:深くコンプレッションが効いたソフトなサウンドです。出力の低いピックアップとの組み合わせや、小さい音量でプレイする時にお勧めです。
- HI:コンプレッションが浅く、ダイナミックレンジが広いサウンドです。ダイナミックでパンチがありタイトな低域が特徴のサウンドです。出力が高いピックアップとの組み合わせや、大音量での演奏、歪ませたアンプに接続する場合にお勧めします。
DiABLOは、本体内にトリムポットを備えており、さらに突き詰めたイコライジングをすることができます
- PRESENCE:高域を調節します。スムーズさは失われ、エッジの効いた鋭いサウンドに調整できます。工場出荷時には目盛4に設定されています。
- BASS:低域と中低域を調節します。工場出荷時は目盛5に設定されています。
エフェクトのオン/オフを切り替えます。本機はトゥルー・バイパス仕様です。
9V DC センターマイナスのアダプターを使用してください。
入力ジャック。電源のスイッチも兼ねていますので、電池使用時はケーブルを抜いてください。
電源、サイズ
- バイパス:トゥルー・バイパス
- 電源:9V乾電池(006P)、またはDC9Vパワーサプライ(センターマイナス)
- サイズ:95mm(幅)×120mm(縦)×55mm(高)※突起部含む
- 重量:338g
- Made in Germany