USB オーディオ・インターフェイス
Your recordings, made better.
プロデューサーやエンジニアのために作られたオーディオ・インターフェース、iD24の登場です。iD24は、2つのAudientコンソール・マイクプリに加え、高性能コンバーターと直感的なレイアウトを備え、驚異的なオーディオ・パフォーマンスと使いやすさを同時に届けてくれます。プロフェッショナル・コンソールのようなバランス・インサート、ADATの拡張入出力、カスタマイズ可能なモニターコントロールなど、プロが必要とする機能とスタジオクラスのサウンドをこれまで以上に簡単に手に入れることができます。
- 2 x クラスA Audient コンソール・マイク・プリアンプ搭載
- クラス最高峰のAD/DAコンバーター
- 1 x ディスクリートJFETインストルメント入力
- メイン&オルタナティブ・スピーカー出力
- 独立したデュアル・ヘッドフォン出力 x 1
- 1 x ADAT入出力
- 2 x バランスインサート
- 超低レイテンシーDSPミキサー
- オーディオ・ループバック機能
- スクロール・コントロール
- 3 x ユーザー設定が可能なファンクションキー
- 専用の Dim&Cutコントロール
- +48V、パッド、HPFスイッチ
- 24-bit/96kHz
- ワードクロック出力
- オールメタルデザイン
- ARC フリー・バンドル・ソフトウェア&プラグイン
- Mac M1 & M1 Pro & M1 Max 対応
- mac OS 13.X(Ventura)、windows 11に対応
※最新のドライバーをお使いください
あなたにふさわしいプロフェッショナル・サウンド
Audientコンソール・マイクプリアンプ
iDシリーズ、すべてのインターフェイスには、Audient Console Mic Preamp が搭載されています。そのマイクプリには、有名なレコーディング・コンソールASP8024-HEと同じディスクリート回路を採用しました。iD24の2機のAudient Consoleマイク・プリアンプは、クラシックなアナログの暖かみを保ちつつ、超低ノイズと低歪みを実現し、正確かつ原音に忠実なクリーンサウンドを届けてくれます。
すべては細部に宿る
クラス最高峰のコンバーター
クラスをリードするコンバーターの採用により、あらゆるニュアンスを細部に渡り聴き取ることが可能になりました。32ビットDACコンバーター・テクノロジーと126dBのダイナミック・レンジは、微妙なディテールやサウンドの問題点を特定し、より良いミックスの決定を可能にしてくれます。再生を押したその瞬間から、驚くべき明瞭さを体験してください。
MicPre:サウンドの違いを聴き比べてみてください
こちらの動画は、Audientのレコーディング・コンソール「ASP8024-HE」から「iD4」までのサウンドを同じ条件下でレコーディングしたサンプルです。
Audientでは、フラッグシップのレコーディング・コンソールから、最も小さいオーディオ・インターフェイスまで、同じ回路設計によるマイクプリと高性能なコンバーターで、可能な限り同じパフォーマンスの音質を追求しています。
各機種の音の違いがお判りになりますか?
Audient マイクプリ・テクノロジー詳細拡張そして、勝利
デジタル入出力
ドラムやライブバンドのレコーディングなど、より大きなセッションに取り組む場合は、iD24のオプティカル入出力接続を使用して対応できます。iD24は、ADATとSPDIFの両方をサポートしていますから、最大8チャンネルのマイクプリアンプを追加してI/Oを増設できます。
ハードウェア統合
バランスインサート
お気に入りのアウトボードFXをAD変換前のインサートに挿入して、最高のシグナルチェーンでレコーディングを開始できます。また、インサートリターンはA/D コンバーターへの直接入力を可能にします。可能な限りクリーンな信号経路として、プリントバックやアウトボードのラインレベルソースが入力できます。
テーラーメード
ユーザー設定が可能なモニターコントロール
3つのプログラム可能なファンクションボタンでワークフローが効率的にスピードアップできます。Speaker Select、Talkback、Polarity Invert、Mono Sum などの高度なモニタリング機能を任意の Fボタンに割り当てて、セッションをすばやくコントロールできます。
外部ハードウェアも接続可能
2系統のバランスインサート
お気に入りのシグナルプロセッサーを接続して、理想的なシグナルチェーンを作ることができます。クリーンな信号経路を備えたADコンバーター用のライン入力として2つのリターン入力を使用できるため、外部機器からの信号をこの1台でコントロールすることができます。
オーディオ・ループバック
無限の可能性をサポート
オーディオ・ループバック機能を備えたiD24は、多目的パワーハウスへと変身を遂げました。オーディオ・ループバックを使用すると、コンピューター上の複数のアプリケーションからの再生、また同時にマイクとして使用できるため、ストリーミング・ソフトウェアに送信する準備が整ったカスタム・オーディオ・フィードを作成できます。コンテンツ・クリエーター、ポッドキャスター、ストリーマーに最適です。
iD24のループバック機能は、ソフトウェア・ミキサーを介して制御され、さまざまな実用的シナリオに合わせて6つの異なるオプションからループバック・ソースが選択できます。無限の可能性とスピーディーなワークフローをお届けします。
ループバック機能について詳しく見る
iD24は、4つのライン出力を備えており、2セットのスピーカーシステムをセットアップして、ミックスを確認することができます。また、追加のライン出力を外部ヘッドフォンアンプへ信号を送り、アーティストのモニターソースとして再生することも可能です。
本機は、600Ωのモニターヘッドフォンもドライブできる十分なパワーを誇るヘッドフォンアンプを2機搭載しています。それらは1/4インチジャックとミニジャックに独立しており、アーティストと同時にモニタリングが可能になり、シームレスに共同作業を行うことができます。
iD24は、ADATとSPDIF両方のデジタル入力を備えています。それらのデジタル入力からマイクプリを追加し、8マイクchの拡張入力を加えたより大きな録音セッションが可能です。
入力端子は、JFETを使用したクラス A /ディスクリート・ デザインの楽器用入力です。クラシックな真空管アンプの入力部分をベースにデザインされたこのD.I入力は、リッチなハーモニクスを含んだサウンドを実現します。また、D.I入力はマイク・プリアンプ入力と独立したチャンネルなので、例えば歌いながらギターを弾き、同時に録音する事も可能です。
iD24のMonitor Mixなら超ローレイテンシーでの録音が可能です。入力とコンピュータオーディオの最適なバランスで、遅れを感じることなくスムーズなレコーディングが実現できます。
イノベーションとコミュニケーションの出会い。
iD24のトークバック・テクノロジーは、内蔵マイクやUSBマイクなどのコンピューターに接続された任意のオーディオソースをトークバック音源として使用できます。貴重なマイクプリアンプ入力を犠牲にすることはありません。
iD24のボリュームノブは、バーチャル・スクロール・ホイールとして互換性のあるさまざまなオンスクリーン・パラメータを制御に使用できます。設定をすばやくダイヤルインや、フェーダーの調整が可能。また画面を見つめるのに何時間も費やすことなく、オートメーションを書き込んだりすることもできます。
金属製のスモーク・グレーのシャーシと、削り出されたハンドメードのアルミニウム・ノブ、さらに高品質のコンポーネントの選択により作り上げられたiD24は、自宅のデスクトップでも、摩耗や損傷に晒される旅先でも、それらの条件に耐えられるように設計されています。
業界をリードするプラグインやバーチャル・インストゥルメントに加えて、Cubase LE などのクリエイティブ・ソフトウェアの無料スイートをバンドルしました。箱を開けて、すぐにレコーディングを開始できます。
専用ミキサー・ソフトウェア
超低レイテンシーを体験してみよう。ソフトウェア・ミキサー・アプリ
iD Software Mixerは、ハードウェアとソフトウェアをタイトに結びつけ、低レイテンシーのダイレクト・モニタリングを簡単にセットアップできます。最大2つのステレオ・アーティスト・キューミックスや、チャンネルに名前を付けてのカスタマイジング、レイアウトプリセットの保存、ファンクション・ボタンの割り当てなど、高度なルーティングをすばやくセットアップすることができます。
iD Mixer Appは、Audient WEBサイトからダウンロードして頂けます。
ダウンロードはこちらInput Channels/入力チャンネル
入力タイプの選択、ミキサーの入力チャンネルのような、フェーズ、パン、ステレオグルーピング、ブースト、ミュート、ソロ機能に加え、フェーダーとメーターを備えています。
Master Section/マスターセクション
コンソールのマスターセクションと同様、各ミックス機能を司るセクションです。ミックスの選択、Cueミックス名、ミックスソロ、ミックスレベル、ミックスメーター、クロノメーター、チャンネルビューのミックスに有益な機能を備えています。
Monitor Controls/コントロール
モニターコントロール機能は、マスターセクションにある6種類のボタンからアクセスできます。以下6種類の機能です。TB (トークバック)、ø (位相反転)、Mono(モノ)、Alt(オルタネート)、Dim(ディム)、Monitor and Headphone Mute(モニター&ヘッドフォンミュート)
さらに、システムパネルから、入力デジタルフォーマット、クロック、出力ルーティング等も選択&設定可能です。また、ミキサープリセットのセーブ&ロードも行えます。
最新ファームウェアのご案内
iDシリーズの最新のiDドライバーVersion4.4.0がリリースされました。
WindowsではARM64に対応、MacではOS 15 Sequoiaに対応済みとなりました。
iD Driverは、Audient WEBサイトからダウンロードして頂けます。
ダウンロードはこちらフリー・ソフトウェア・バンドル
Audientの対象製品をお使いのユーザーの方々は、下記のDAW & プラグイン・ソフトをフリー・ダウンロードしていただけます。
※ フリー・ダウンロードしていただけるソフトウェアは、期間により変更されることがございます。予めご了承ください。
GForce AXXESS- New! -
Fat, Gnarly, Flexible, Poly Synth Plugin
GForce AXXESSは、強力で使いやすい新しいシンセで、いくつかの優れた機能を備えています。パワフルなベース、高揚するリード、崇高なパッドをお楽しみください。
ARCに登録すると、独占無料永久ライセンスがご利用いただけます。(*2025年7月17日まで)
BigSky Plug-in
Multidimensional Reverb Plugin from strymon®
12のカスタムチューニングされた高解像度リバーブアルゴリズムを含む、Strymon BigSkyプラグインで、これまで想像したこともなかったリバーブサウンドを体験できます。
ARCに登録すると、120日間の無料トライアルをお試しいただけます。(*2024年9月12日まで)
詳細はAUDIENT ARC BigSkyをご覧ください。
Cubase™ & Cubasis™ LE 3
Music creation software from Steinberg®
Steinbergの大人気DAWソフトウェア。macOS、Windows、iOSでお使い頂けます。
※ 現在、Cubasis LE3の対応機種は、evo4、iD4、iD4mkⅡの3機種です。これら以外の機種につきましては、今後のアップデートをお待ちください。
Retrologue 2
Classic analogue synth from Steinberg®
Steinbergのクラシック・アナログ(ヴァーチャル)・シンセサイザー
M-Tron Pro LE
Digital emulation of the classic Mellotron®
The Beatles、Yes、Led ZeppelinやThe Moody Bluesが使用した1960年代のMellotron®のエミュレーション・ソフトウェア。Audientユーザーはフルバージョンへのアップグレードが、通常の50% offで行えます。
Torpedo Wall of Sound™
Highly realistic cab simulation from Two Notes®
キャビネット・シミュレーター・ソフトウェア。MesaBoogie、Fender、Ampegを含んだ8種類のキャビネット・シミュレーター。
Subito Piano
Your tracks through a real grand piano
MIDIトラックをグランドピアノでの演奏に変更してくれます。
Waldorf Edition 2 LE™
Software emulations of classic Waldorf®
synth PPG Wave 2™、drum module Attack™、filter D-pole™のWaldorf®プロダクトをお使い頂けます。
Produce Like A Pro™
3 free online courses plus 10% off your next course
レコーディングやミキシングのオンライン講座(英語)です。
2GB of free samples
Access the world’s biggest library of samples
drum loops、synth loops、vocal loopsのパッケージがお使い頂けます。
- ヘッドフォン出力のアサインの仕方を教えてください。
-
iD24には、さまざまな出力に割り当てできる2つのヘッドフォン出力があります。
この仕様は、アーティストのミックスや、複数種のヘッドフォンでミックスをチェックする場合などに使えます。特定のセットアップに関する詳細については、iD24 ユーザーガイドを参照してください。
ヘッドフォンポートを別の出力に割り当てるには、まずiD ミキサーを開きます。
ここで、["View"表示] > ["Show System Panel"システム パネルの表示] に移動します。次のスクリーンショット:ルーティングマトリックスを開いて、必要に応じてヘッドフォンを割り当てることができます。
- プリアンプをバイパスする方法を教えてください。
-
他のマイクプリアンプ、またはあなたが使用中の機材の出力を入力チャンネル1または2のインサートリターンに接続するだけで、iD24のマイクプリを簡単にバイパスできます。これは、マイクプリとライン入力段をバイパスして、ADCへの非常にクリーンなラインとして使えます。
- 異なるヘッドフォンミックスの作り方を教えてください。
-
例えば、アーティストミックスを作るために、iD24のパワフルなルーティングオプションから、メインスピーカー出力に別のヘッドフォンミックスが作成できます。
iD24で別のヘッドフォンミックスを作成するには、まずヘッドフォンジャックをキューミックスの1つに割り当てる必要があります。この実行には、iDミキサーを開き、[View 表示] →[Show System Panelシステム パネルを表示] に移動してシステムパネルウィンドウを表示します。
次に、スクリーンショットのようにルーティング マトリックスでこれらを選択して、ヘッドフォン出力をCUE AまたはCUE Bに割り当てます。
これを割り当てたら、ミックスを作ります。これを行うには、メインミキサーウィンドウのCUE Aをクリックします。ウィンドウの色が変わり、別のミックスを表示していることがわかります。
ここでフェーダーを調整し、必要に応じたミックスを作りヘッドフォンアウトに出力します。マスターとは別にヘッドフォン専用のボリュームコントロールが使用できるため、アーティスト ミックスとして最適です。
- リアンプの方法
-
ギタートラックを録音したが、トーンがいまいち合っていない。そんな経験ありませんか?
事前に録音されたテイクを再録音のためにアンプに戻すリアンピングは、トーン修正における究極の柔軟性が実現できます。
リアンプは一般的にギターやベースで使用されます。このセットアップではギタープレーヤーが参照します。同じようなセットアップを使用してオーディオを送信し、独自のサウンドを作成することもできます。
ハードウェアセットアップ
最初に、録音用にDIをセットアップします。これを行うには、iD24の前面にある DI入力にギターを接続します。このセットアップ方法でXLRプリアンプがバイパスされ、ゲインコントロールにはDIが使用されます。
ここで、リアンプボックスと出力3または4に接続します (これはモノラルセンドのみなので、このシナリオではどちらでもかまいません)。ここでは、重要なのはギターを直接アンプ入力へ接続するのと同じ信号レベルに下げるリアンプボックス機能です。
次に、ギターを弾いてレベルを設定する必要があります。録音時より少し強く弾いて設定すると、入力がクリップされることはありません。より正確なレベル設定には、iDミキサーのメーターを使用して行いましょう。
次に、アンプをインターフェイスに接続し直す必要があります。図のようにマイクを使用している場合は、これをインターフェイス入力2などの未使用のプリアンプに接続します。これが、コンピューターへ録音し直すリアンプ信号になります。デジタルアンプモデラーを使用している場合は、XLR/TRSケーブルを未使用の入力に接続するだけです。
ここで、録音ソフトウェアからインターフェイスのハードウェア出力にオーディオを出力するようにiD24をセットアップします。
リアンプボックスの役割
DI経由でギターを録音すると、信号はマイクプリアンプに適したものに変更されます。
DI ボックスは、信号をアンバランス&ハイインピーダンスの信号から、バランス&ローインピーダンス信号に変換します。
リアンプボックスはこの逆に動作します。リアンプボックスを使用して、接続しているアンプの入力ゲインステージが正しく動作するように、アンバランス&ハイインピーダンス信号を出力します。
iD Mixerセットアップ
まず、iD ミキサーを開き、コントロール パネルに移動します。
View表示 > Show System Panelシステム パネルを表示
ここで、出力3+4をDAWスルーに割り当てます。これは、DAWで3+4へ出力するように設定された信号は、すべて出力に直接送られることを意味します。
これでハードウェアは完了です。次に、選択したDAWに移動して、このセットアップを取得する必要があります。
DAWセットアップ
最初に入力1 DI 経由でギタートラックを録音します。素晴らしい音で録れてはいませんからアンプに戻します。
次に、このトラックのハードウェア出力を出力3+4に送ります。これはさまざまな異なる方法で行われるため、関連するDAWについては方法を確認してください。
再生時にこの出力を設定すると、オーディオはiD24の出力3+4に直接出力され、ミキサーとボリュームコントロールがバイパスされます。アンプがすでに接続されている場合は、音量が非常に大きくなる可能性があることに注意してください。
最後に、アンプの出力を録音するための新しい録音チャンネルが必要です。入力2を使用した場合は、入力2に割り当てられた新しいチャンネルを作成してリターン用にします。
これですべてのセットアップが完了し、リアンプする準備が整いました。DAW から送信される出力3と4の信号は何でも、再録音のためにアンプに直接入力されます。必要に応じてペダルを使用することもできます。
追記
このセットアップでは、DI とアンプ信号を同時に録音できるため、これをライブレコーディングに使用できます。さらにトーンを変更する必要がある場合は、リアンプオプションが使用できます。
なぜリアンプを使用する必要があるかを詳しく知りたい場合は、こちらのSONOビデオをご覧ください。
- ARCの登録方法
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ARCへの登録はすばやく簡単にできます。優れたソフトウェアとサービスにアクセスでき、iD24で創造性を発揮するのに役立ちます。
登録プロセスについては、以下のビデオをご覧ください。
- iD24ファームウェアのアップデート
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インターフェイスが最新のソフトウェアとファームウェアで動作していることを確認しましょう。インターフェイスが最新のオペレーティングシステムとの互換性があり、最新機能をすべて備えていることの確認が重要です。
以下のショートビデオは、更新をすばやく確認して最新の状態に保つ方法です。参考にしてください。
- iD24トークバックのセットアップ
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iD24は、プリアンプの1つ、または外部USBマイクをトークバックマイクに設定して、アーティストと話すことができます。
使用するトークバックマイクをセットアップするには、まず iDミキサーアプリで View [表示] → Show System Panel [システム パネルを表示] に移動してシステムパネルを開きます。
システムパネルを開いたら、パネルの右側にあるトークバックタブに移動します。
ここでは、Internal(内部)およびExternal(外部)オプションが表示されます。Internal(内部)に設定すると、内蔵プリアンプの1つを使用するか、ADAT経由の外部デバイスをトークバックマイクとして使用します。ドロップダウンメニューで使用する入力を選択し、マイクを使用する入力に接続して、ゲインを設定するだけですぐに会話が開始できます。
External(外部)に設定すると、インターフェイスはコンピューターの2番目のドライバーを選び、この方法でトークバックが提供されます(例: コンピューターに接続されているUSBマイク)。別のデバイスを使用するには、トークバックにExternal「外部」を選択し、使用するWindowsドライバーを選択してから、ドロップダウンメニューからデバイスを選択します。
トークバックはさまざまな方法で切り替えることができます。詳細については、Audient iD インターフェイスのマニュアルを参照してください。
- ADATセットアップ
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iD24はオプティカル入出力を備えています。これらは、オプティカルステレオS/PDIF、また iDミキサーアプリを使用しての8チャンネルADATに設定できます。すべてのI/Oは最大 96kHzで動作しますが、ADATは88.2kHz以上のサンプルレートで4 チャンネルに減ります。
S/PDIFモードで実行すると、最大96KHzのサンプルレートでの2チャンネルオーディオデジタル入出力として使用できます。
ADATモードで動作するオプティカルI/O は、Audient ASP800、evo SP8 などの外部マイクプリアンプを接続しての録音に最適な8つの入出力を提供できます。ADAT出力は、追加8チャンネルDAC出力として、またデジタル入力を備えたヘッドフォン分配システムに接続できます。
88.2kHzと96kHzのサンプルレートで使用する場合、ADATプロトコルがより高いサンプルレートで動作するため、4チャンネルのデジタル入出力にしかアクセスできないことに注意してください。
外部機器をADAT接続し場合、クロック設定を変更することが重要です。詳細については、次のデジタルセットアップを参照してください。
- デジタルセットアップ
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外部デジタル機を iD24に接続する場合、すべてのデバイスが互いに正しく同期して動作していることを確認することが重要です。
これを確実にするには、セットアップ内デバイスの1つをマスタークロックとして設定する必要があります。他のデバイスはマスタークロック信号に同期を維持します。チェーン内に存在できるマスタークロックは1つだけです。
マスタークロック信号は、光ケーブル(クロック信号がデジタル信号データに含まれます。)、または BNCクロックラインケーブルを介して送信されます。クロック信号は、デバイス出力→デバイス入力への接続を介して、一方向にのみ移動することに注意してください。
マスタークロックの選択
通常、マスターデバイスの選択は柔軟です。多くの場合、マスターとして設定するのに最適なデバイスは、コンピューターに接続されている(可能な場合)オーディオインターフェイスなどのデバイスです。このように、DAWでプロジェクトを開くと、オーディオインターフェイスがプロジェクトのサンプルレートに一致するように変更されるため、すべてのスレーブデバイスのサンプルレートが変更されます。ただし、これは使用するデバイスによって異なります。
iD24をマスタークロックにする
iD24をマスタークロックに設定すると、チェーン内の他のデバイスは、オプティカルポートまたはBNC ワードクロック出力のいずれかからクロックを供給できます。 1つのデバイスだけにクロッキングする場合は、光ポート経由のクロッキングが最も簡単なオプションです。TOSlinkケーブルを iD24のオプティカル出力と他のデジタル機のオプティカル入力に接続するだけで完了できます。
次に、他のデバイスをクロックスレーブ機に設定します。
複数のデバイスを使用している場合は、BNCワードクロック出力を使用し、Tコネクターでデバイスをデイジーチェーン接続することをお勧めします。チェーンの最後のデバイスは、クロック信号の反射を止めるために75オームのBNCコネクターでターミネートすることが重要です。これは、どのデバイスでも切り替え可能なオプションです。
iD24をスレーブにする
iD24は、外部マスタークロックのスレーブとして機能することもできます。 iD24は、オプティカル入力で外部クロック信号のみを受け入れることができます。BNCコネクターはクロック出力のみです。
この場合、デバイスのオプティカル出力を iD24のオプティカル入力に接続するだけです。次に、iD ミキサーアプリで、クロックソースとして使用するオプティカル入力を選択します。また、外部デバイスの仕様により、入力をADAT または S/PDIFに設定する必要があります。
マイク・プリアンプ
- マイク・ゲイン:0 ~ 58 dB
- 最大入力レベル:+12dBu
- クロストーク:<-100dBu @ 1kHz & 10kHz
- THD+N @ 0dBu(1kHz):0.0015%(-96dBu)
- マイク EIN(等価入力雑音): <-13dBu(A-Weighted CMRR: >75dB@1kHz)
- SN 比:97.5dB(Unweighted, 100dB A-Weighted)
- 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to 40kHz
- 入力インピーダンス(Mic):>3k Ω バランス
- 入力インピーダンス(Line):>10k Ωバランス
- PAD:-10dB
- HPF カットオフ周波数:100Hz
- ファンタム電源:48v +/-4v @ 10mA
- XLR:ピン2(ホット)、ピン3(コールド)、ピン1(シールド)
- 1/4インチ・ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)
ライン入力
- ライン・ゲイン:-10 ~ +48 dB
- 最大入力レベル:+22dBu
- THD+N @ 0dBu(1kHz):0.0013%(-97dBu)
D.I(楽器入力)
- D.I ゲイン:0 ~ 58dB
- 最大入力レベル:+12dBu
- THD+N @ 0dBu(1kHz):0.0075%, -82dB
- SN 比:95dB
- 周波数特性:10Hz ~ 40kHz(+/-0.5dB)
- 入力インピーダンス:500kΩ アンバランス
- 1/4インチ・ジャック:チップ(ホット)、スリーブ(シールド)
ADC コンバーター
- 最大入力レベル:12.5dBu = 0dBFS
- クロストーク:-135dBu @ 1kHz、-125dBu @ 10kHz
- 周波数特性:+/- 0.2dB 0.5dB 10Hz to Fs/2 (Nyquist)
- THD+N @ -1dBFS(1kHz):0.0004%(-108dB)
- ダイナミックレンジ:122dB(A-weighted)
- 入力インピーダンス:>10kΩ
- 1/4インチ・ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド) 、スリーブ(シールド)
DAC コンバーター
- 最大入力レベル:12dBu = 0dBFS
- THD+N @ -1dBFS(1kHz):0.0003%(-110dB)
- ダイナミックレンジ:126.5dB(A-weighted)
- クロストーク:-130dBu @ 1kHz、-115dBu @ 10kHz
- 周波数特性:+/- 0.1dB 10Hz to Fs/2 (Nyquist)
- 入力インピーダンス:<100Ω
- 1/4インチ・ジャック:チップ(ホット)、リング(コールド) 、スリーブ(シールド)
ヘッドホン出力
- 最大出力レベル:18.5dBu = 0dBFS
- THD+N @ -1dBFS (1kHz):0.0006% (-104dB)
- ダイナミックレンジ:124dB(A-weighted)
- クロストーク:-117dB @ 1kHz、-101dB @ 10kHz
- 周波数特性:+/-0.2dB 10Hz to Fs/2(Nyquist)
- 出力インピーダンス:<50Ω アンバランス
- MAX LEVEL INTO 30R:2.63V Peak, 1.87V RMS, 232mW
- MAX LEVEL INTO 60R:4.28V Peak, 3.03V RMS, 295mW
- MAX LEVEL INTO 600R:7.91V Peak, 5.6V RMS, 104mW
USB2.0 HIGH SPEED
- 入力チャンネル数:10(アナログ x 2、デジタル x 8)
- 出力チャンネル数:14(アナログ x 6、 デジタル x 8)
- コネクター:USB Type-C
- 付属ケーブル:1m USB 2.0 Type-C to Type-C
DIGITAL i/o
- ADAT 8 チャンネル使用可能:44.1kHz ~ 48kHz 時
- ADAT 4 チャンネス使用可能:88.2kHz ~ 96kHZ 時(SMUX)
- STEREO S/PDIF:44.1 ~ 96kHz(ステレオ)
- WORD CLOCK OUTPUT:44.1kHz to 96kHz
DSPミキサーのレイテンシー(IN→OUT)
- 44.1kHz:0.344ms
- 48.0kHz:0.312ms to 96kHz(SMUX)
- 88.2kHz:0.188ms
- 96.0kHz:0.177ms