デュアル・ディレイの金字塔
THE NEXT GENERATION. DIG V2
DIGはデュアルデジタルディレイの真髄をお届けします。ディレイ2台の同時使用とその接続方法、それに1980年代に開発されたディレイボイシングを加え、これら全てがその真髄を実現してくれます。
複雑にシンクロする独特なエコーが、ディレイとリバーブのはざまとも言えるドリーミーで幻想的なエフェクトを提供してくれます。サウンドを音楽的に美しく仕上げる5つのリズミカルなサブディビジョンと、3つのデュアル・ディレイのルーティングオプションが、音の可能性を広げます。シンコペーションするパルスのようなディレイパターンから、大胆に間隔を空けたエコートレイルまで多彩に楽しむことができます。
- ハイ・インピーダンス超低ノイズClassA JFETプリアンプ入力
- ロー・インピーダンス・ステレオ出力
- TRSエクスプレッションペダル、Strymon MiniSwitch、MultiSwitch Plus、TRS MIDIが接続可能なエクスプレッション入力
- コンピューターとのMIDIコネクション、ファームウエアのアップデートが可能なUSB-Cジャック搭載
- 独立のTAPテンポスイッチとOn/Offスイッチ
- 300のプリセット保存とMIDIフル対応
- 超低ノイズ、ハイパフォーマンスの24-bit 96kHz、A/D&D/Aコンバータがもたらす妥協のないオーディオ・クオリティ
- ハイパフォーマンス520MHz ARM スーパー・スカラー・プロセッサー
- 32-bit浮遊演算プロセッシング
- 20Hzから20kHzのフリーケンシー・レスポンス
- 9VDC(センターマイナス)300mA
- Designed and built in the USA
ラック・トゥー・ザ・フューチャー?
80年代のラックマウント・ディレイは、新たなオーディオ・エフェクトの時代へと導いてくれました。革新的なエレクトロニックデザインが、それまでにはなかったクリアなサウンドを実現しました。それらは独特で興味をそそられる音色でもあったのです。30年以上経過した今も、それらのサウンドは個性を失うことなく、プレイヤー達を触発し続けています。
我々は、そのデジタルディレイ・テクノロジーを徹底的に研究し、それらのユニークなプロセッシングをここに再現しました。 DIGには3種類のディレイ・ボイシングが搭載されています。
- adm モード:80年代初頭のアダプティブ・デルタ・モジュレーション
- 12bit モード:80年代中期の12bitパルス・コード・モジュレーション
- 24/96 モード:モダンなハイレゾルーション24/96
DIGは、これら3つの異なるディレイ・ボイシングをそれぞれ2台搭載する事によって、無限のサウンドコンビネーションを秘めたデュアル・ディレイとして完成しました。
3種類のディレイを解説した「DIG 技術白書」はこちらTONEノブ
このパワフルなコントロールは、フィードバック用のフィルターを調整してエコーサウンドを整えます。1つのコントロールで2つのフィルターを素早く直感的に操作できます。
左に回すとハイカット、右に回すとローカット、12時の位置でフラットです。
さらに改良されたハードウェア
プレミアムなアナログJFET入力回路は、演奏に対して素晴らしい応答性を誇ります。リアパネルにあるスイッチで、モノラルまたはステレオ入力切り替えが可能です。
さらに、新しいARM DSPチップはペダルボードのエネルギー消費を抑えながら、あらゆる音の細かなニュアンスをつぶさに捉える高い処理能力を提供します。
MIDI
MIDIのフル機能を備えており、MIDIクロックに同期し、全ての設定が300のプリセットとして保存できます。
EXP/MIDIジャックまたはUSB-C経由で、ほぼすべてのスイッチ、ノブ、設定をリモートでフルコントロールできます。
ディレイ・タイプ - Voices Of Digital.
デジタルディレイは全部同じようなサウンドに聴こえる、どれも個性が無い、と思っている方がいるかもしれません。
70年代後半にデジタル変換技術は急速に進歩しました。当時の秀でたエレクトロニクスのエンジニア達は、テープやアナログ回路では再現できない最高の性能や音質を生み出そうとしていました。デジタル変換プロセスの限界に挑戦した彼らの独創的なアイデアは、意図しないユニークな特性を持つディレイになりました。DIGは、それらの個性を正確に、そして美しく甦らせます。
- ADM – 遠距離通信の音声変換技術から進化した1bit高サンプルレートのAD/DA変換を再現しています。この変換方式と信号のコンディショニングプロセス(リミッティングとプリ/ディ・エンファシス)が、入力信号の大きなダイナミクスの変化に対してパーカッシブでワイド・バンドのディレイサウンドを生み出します。
- 12 bit – 12bit/32kHz PCM変換は70年代後期に開発されたモノリシックICチップによって実現しました。プリエンファシス/ディエンファシスとコンパンディングが、コンバーターと組み合わさることで空間を感じる温かいサウンドを生みだします。
- 24/96 – ドライ信号と抜群にミックスされ、ダイナミクスに追従するモダンでピュアなハイレゾ・ディレイです。24bit/96kHzの高分解能と高サンプルレートが、脚色のない自然なリピート音を生み出します。
2つのディレイ - Two-For-One Special.
DIGの要は、2つのディレイが同時に1台のマシンで動作する点です。
Delay 1はマスター・ディレイです。タイムノブ又はタップテンポを操作して、20ms~1.6sのディレイタイムが自在に設定できます。長いディレイタイムはアンビエント・サウンドを、短いディレイタイムはダブリングやスラップバックを生み出します。
Delay 2はコンパニオン・ディレイとして機能します。2台目のディレイタイムは、5つのリズム分割方法(3連、8分、符点8分、符点16分、ゴールデンレシオ)から決定されます。 2台をシンクさせたくない場合は、「フリーモード」を選択すると2台のシンクが解除され、2台目のディレイ独自で20ms~1.6sのディレイタイムを設定できます。つまり、異なる2つのディレイを1台のDIGで操ることが可能です。
接続ルーティング - Go Your Own Way.
シリーズ、パラレル、ピンポン。2台のディレイに対して3つの異なる配列を設定できます。シリーズでは2台のディレイが直列に接続され、信号はディレイ1→ディレイ2の順に流れます。パラレルではそれぞれのディレイが独立し、ディレイ1が左チャンネルへ、ディレイ2が右チャンネルへ、それぞれLRに同時出力されます。ピンポンはディレイのリピートがお互いに呼応し合うピンポン・ディレイです。Mixを上げると、互いに影響し合い複雑なディレイパターンが生まれます。
ディレイコントロール - Total Control.
DIGはスタジオからステージまで幅広く対応する、理想的なリバーブトーンを作り上げる実用的なコントロールをフル装備しています。
2つのMIXノブで、2台のディレイをそれぞれドライ音のみから、3時の方向にセットして50:50、そしてディレイ音のみのフルウェットまでと、好みに合わせて細かくシームレスに設定できます。REPEATSノブは、両方のディレイに対してリピート数を調整します。 短いスラップバックに特徴的なリピートから、最大にセットすれば無限に繰り返されるエコーを作り出すことも可能です。ディレイ2で個別にリピート数を設定したい場合は、REPEATSノブを使用したセカンダリ―機能によってコントロールできます。
また、2台のディレイマシンそれぞれに2つのTIMEノブが用意されており、スピーディーなクイックディレイから長くてスペイシーなディレイまで、自由に作り込むことが出来ます。TIME 2 を使用して、ディレイ2 のディレイタイムを5 つの異なるディレイサブディビジョンの 1 つと同期したり、フリー モードで任意のディレイタイムにセットすることも可能です。Delay1のディレイタイムは、タップテンポスイッチで簡単に設定することができます。
モジュレーション - Complete Control.
リピート音にさらなる味付けが必要な場合は、MODスイッチが解決してくれます。DIGは3つの異なるレベルのディレイモジュレーションを備えており、ディレイに空間的な深みを与えることができます。ディレイだけの場合はモジュレーションなし、わずかなモジュレーションが欲しい場合はLightを、深くリッチなモジュレーションが必要ならDeepを選びましょう。
トーン - Tune Your Tone.
新世代のDIGでは、フィードバック音のフィルターを調整できるTONEノブを搭載しており、ディレイのトーンを簡単に調整できます。トーンを 左に回すとハイがカットされ、ダークなトーンでリピートが減衰します。ニュートラルでフラットなトーンにしたい場合は12時の位置に設定し、クリアできらめくようなディレイにするには、ノブを右に回してローをカットします。
サーキュラー・リピート - Round And Round.
1タップで無限にリピートするエコーや、リズミカルなサウンドスケープを生み出すことも可能です。TAPスイッチを長押しすると、両方のディレイラインが音量を維持し、TAPスイッチが離されるまで連続的に繰り返すサーキュラー・リピートがプレイできます。TAPスイッチを外すと、元の設定にもどります。
80s Pop Arp
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Amber's Waves
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Clean Repeats
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Enveloping Echoes
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Follow Me, Here
Strymon Iridium → Strymon DIG
Mountain Tops
Strymon Sunset → Strymon Iridium → Strymon DIG
No Stopping
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Short And Bouncy
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Short Thickener
Strymon Sunset → Strymon Iridium → Strymon DIG
Subtle Lushness
Strymon Riverside → Strymon Iridium → Strymon DIG
Twinkle Toes
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Warm Whalebone
Strymon Compadre → Strymon Iridium → Strymon DIG
Limitless Possibilities.
新世代DIGはMIDI機能をフル装備しています。EXP/MIDIジャックまたはUSB-C経由で、外部のMIDIコントローラーやDAWからMIDIコマンドを受けて、ほぼすべてのスイッチ、ノブ、設定をリモートでフルコントロールできます。ディレイタイムのMIDIクロック同期、および同期設定はプリセットごとに保存できます。300のプリセットが保存でき、お気に入りの設定をロードしてすぐに使うことができます。リモートでペダルをバイパスまたはONにしたり、ノブの設定を自動化してセットリストごとのユニークなプリセットを呼び起こすなど、MIDIの可能性は無限大です。
Choose Your Bypass Mode.
DIGは2種類のバイパスモードが選択できます。電子リレースイッチング方式を使用したトゥルーバイパスでは、100%ピュアな未処理の信号(これがデフォルト設定です。)が出力されます。プレミアムクオリティーの高音質バッファー経由のバッファード・バイパスでは、長いケーブル接続で発生するハイエンドロールオフを防止できます。
Analog Touch.
DIGの入力段でダイナミクスとフィーリングを損なうことはありません。ハイインピーダンス、超低ノイズのディスクリートClass A JFETプリアンプが、原音に忠実で繊細なタッチのフィーリングや即応性を保ってくれます。 高品質なJFETのフロントエンドは、DIGにオーガニックでアナログなプレイ体験をもたらします。新しく採用されたパワフルなARM DSPが高品質なサウンドプロセスにもリアルな感触を補完します。
Moving In Stereo.
信号ルーティングやペダルの配置に妥協は必要ありません。DIGはフルステレオ入力/出力を備えています。 TRS入力ジャックにより、DIGはコンパクトなフォームファクタでありながら、ステレオ入力が可能です。リアパネル入力スイッチでステレオ(TRS)またはモノラル(標準TS)を切り替えられます。2つのローインピーダンスTS出力ジャックで、ステレオ・エフェクターとしてもお使いいただけます。
On Another Level.
エフェクターはギタリストだけのものではありません。DIGの入力レンジは幅広く、スタジオからステージまでシーンを問わず使える非常に汎用性の高いツールです。DIGをラインレベルの入力モードに設定するとヘッドルームが10dB上がり、アクティブピックアップ搭載の弦楽器、シンセサイザー、キーボード、エフェクトループなど様々な用途にお使いいただけます。
Power To The Pedal.
スマートフォンやコンピューターの進化に伴って、エフェクターにもテクノロジーの進化がもたらされています。DIGもこれまで以上に少ない電力消費で、より多くのマルチタスクを同時に実行できるようになりました。結果として、ペダルボードの消費電力を節約でき、あらゆる音の細かなニュアンスに対してより多くの処理能力を割くことができるようになっています。
ディレイ信号に加えられるモジュレーションの深さを選択します。
- off:モジュレーション・オフ
- light:浅いモジュレーション・セッティング
- deep:深くリッチなモジュレーション・セッティング
Delay 1(ディレイ1) の ディレイタイムを設定します。このディレイ1がマスターとして両ディレイをコントロールします。
ディレイ1と2のリズミックなサブディビジョン関係を決定します。
フィードバックフィルターの特性をセットします。12時の位置でフラット。左に回すとハイカット、右に回すとローカットされます。
マスターディレイタイムをタップ入力で設定します。設定されたテンポに合わせてLEDが点滅します。長押しすると繰り返しリピート再生されます。
ディレイのキャラクターを変更します。
- 24/96:繊細なダイナミクスを備えたモダンでピュアなハイレゾ・ディレイ。
- adm:80年代初頭のアダプティブ・デルタ・モジュレーションの立ち上がりが早く跳ねるようなパーカシブなディレイ。
- 12 bit:温かく暗めの音色が特徴の80年代中期12bit パルス・コード・モジュレーション(PCM)方式のディレイ。
ディレイ1のウエット/ドライのミックスをコントロールします。3時の位置で50:50ミックスです。
ディレイ2のウエット/ドライのミックスをコントロールします。3時の位置で50:50ミックスです。
両ディレイのリピート数を調整します。
エフェクトOnとバイパスを切り替えます。エフェクトがオンになるとLEDがREDに点灯します。
ハイインピーダンス、超ローノイズClass A JFETプリアンプ採用の入力です。TRSケーブルアダプターを使用するとステレオ信号が入力できます。
ローインピーダンスのステレオ信号出力です。モノ出力の使用にはOUT Lのみをお使いください。
外部からコントロールできるマルチ機能のコミュニケーションジャックです。 TRSエクスプレッションペダルを接続し、アサインされたコントロールノブをペダルから操作できます(デフォルトモード)。また、MIDIの詳しい使用法やStrymon Conduit、MultiSwitch Plus、MiniSwitchのアクセサリーの使用については、ユーザーマニュアルをご覧ください。
オーディオ入力セレクター
- MONO:ギターなどのモノ信号を入力します。出力はステレオです。
- STEREO:ステレオの入力信号に選択します。出力はステレオです。
コンピューターに接続して、MIDIコントロールとファームウェアのアップデートに使用します。
300mA以上/9VDCセンターマイナス定格の電源を接続して下さい。
- EXP/MIDIジャックはどのように設定すれば良いのでしょうか?
-
それぞれの機能によって、設定が異なります。その設定方法はDIGユーザーマニュアルの20-21ページをご覧ください。
- 入力レベルを設定する方法を教えて下さい。
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DIGの入力は、インストルメントレベルとラインレベルの両方に対応できます。入力レベル設定の詳しい手順は、ユーザーマニュアル17ページをご覧ください。
- バイパスモードを変更する方法を教えてください。
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本機は出荷時にはトゥルーバイパスに設定されています(デフォルト設定)。これをバッファードバイパスに変更することが可能です。
変更は、パワーアップモードで行います。本機でバッファードバイパスを選択すると、長いケーブルでギターを繋いだ時に起こる(入力信号の)高域の劣化が防げます。また、本機と接続ペダルのインピーダンスにミスマッチがある場合でも、バイパスとエフェクト時の信号レベル差を保持してくれます。オーディオ信号にDCオフセットがあると、切り替えでのポップノイズを防ぐこともできます。変更方法は、マニュアルの18ページをご覧ください。
- 無限にリピートするエコーはどうすれば使えますか?
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TAPスイッチを長押しすると、両方のディレイラインが音量を維持し、TAPスイッチが離されるまで連続的に繰り返すサーキュラー・リピートがプレイできます。TAPスイッチを外すと、元の設定にもどります。
- DIGとTimelineのデュアルディレイとの違いを教えてください。
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DIG は24/96、ADM、12 bitの異なるディレイボイスが選択でき、ステレオ出力する場合は2つのディレイの接続方法でピンポン出力が可能です。さらに、Golden Ratioタップディビジョンは、TimeLineでは得られない長いテール設定での深いアンビエントサウンドが生まれます。
- DIGのMIDIセットアップ〜使用方法を教えてください。
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他のペダル、コントローラー、コンピューターインターフェースのような外部MIDIデバイスからDIGのEXP/MIDIジャックへ接続し、MIDIメッセージを受けるように設定します。また、DIGはMIDIメッセージを出力することも可能です。
MIDIのセットアップや使用方法は、ユーザーマニュアル28ページから35ページに渡って詳しく説明されています。それらを参考にしてMIDIをフル活用してください。
- MIDIモードでプリセットを保存する方法を教えてください。
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MIDIモードでは、300プリセットロケーションのどこへでもプリセットが保存できます。詳しい手順についてはユーザーマニュアルの33ページをご覧ください。
- 第一世代のDIGを第二世代V2 にアップデートすることは可能ですか?
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残念ながら、V2の機能にアップデートはできません。第一世代のblueSky、Flint、Deco、Lex、El Capistanも同様で、デザインが全て一新されています。
- ファクトリーリセットの方法は?
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ファクトリーリセットの方法は、ユーザーマニュアル36ページをご覧ください。ファクトリーリセットを実行すると、工場出荷時に戻り、設定した機能やプリセットが全てファクトリーデフォルトセッティング(37ページ)に変更されます。
- タップスイッチでの入力はどうすれば良いでしょうか?
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まずユーザーマニュアルの25ページをご覧ください。EXP/MIDIジャックをタップモードに設定し、MiniSwitch等を接続してタップ入力します。1/4音符のテンポでタップ入力すると、Delay 1のディレイタイムが設定されます。
- MultiSwitch PlusでDIGを操作する時のセットアップ方法を教えてください。
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ユーザーマニュアルの26ページ MultiSwitch Plusの設定をご覧ください。使用方法は27ページにあります。
- 電源を切った後、セカンダリー機能は保存されていますか?
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設定を変更しない限りセカンダリー機能は保存されています。
- DIGの異なるディレイタイプの違いを教えてください。
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「DIG技術白書」で詳しく解説をしています。記事をご覧ください。
- DIG V2は何が新しいのですか?
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オリジナルサウンドと基本機能を継承しつつ、I/Oやコントロールを追加しました。以下のようなアップデートが加えられています。
- TONEコントロールノブが追加され、エコーサウンドが調整できるようになりました。
- mono/ stereo 入力切り替えスイッチを搭載しました。
- アップデート用にUSB-C、MIDIのフル機能が使用できるTRS MIDI(EXP/MIDIジャック経由)を備えています。
- トゥルーバッファードバイパス、入力レベル、スピルオーバー機能などのパワーアップモードが追加されました。
- パワーアップモードで、TRUE/BUFFEREDバイパス、LINE/INSTレベル、スピルオーバーモードが設定できます。
- フルMIDI機能が使用できる1/4″TRS MIDI
- 製品保証について
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本機はStrymon 日本総代理店 オールアクセスインターナショナル株式会社が、ご購入後1年以内の品質保証を行っております。修理が必要な際は、購入時の保証書(購入期日及び販売店の捺印 必須)を提示の上、購入された販売店にご依頼下さい。保証書の提示が無い場合は、保証内であっても保証の対象にはなりません。
詳しくはユーザーマニュアルの47ページをご覧ください。
※ 画像はCloudburstを使用した例です。
Strymon Updateソフトウェアの使用について
Strymon Update 2.0 ソフトウェアをコンピュータにインストールした後、電源オンのデバイスをコンピュータに接続してアプリケーションを実行します。
下記より、ダウンロードするコンピューターに合わせたソフトウェアをダウンロードをしてください。
Download Version.2.0.0.4
macOS Windows必要システム環境
macOS 11.6 以上
Windows 10 以上
- USBポートを備えた Strymon ペダルまたはEurorackモジュールの場合は、互換性のある電源からスペックに適合した電源を供給し、USB 経由でコンピュータに接続します。
- Conduitの場合は、デバイスを USB経由でコンピュータに接続します。 USB 経由で接続した場合は、Conduitへ外部電源を接続しないでください。
- BigSky、Mobius、および TimeLine の場合は、外部電源から電力を供給し、ペダルのMIDI IN&MIDI OUTポートを使用して Strymon Conduitなどの互換性のある MIDIインターフェイスでコンピューターに接続します。
これらのペダルの GLOBLS メニューで、MIDI THをON またはMERGEに設定します。
Strymon Update 2.0ソフトウェアは、接続されたデバイスを自動的に検出し、インストールされている現ファームウェアバージョンと、接続されているデバイスで使用可能な最新バージョンのファームウェアを表示します。
ソフトウェアの右上にあるボックス(※画像の「❶」)には、ソフトウェアに接続されている検出された互換性のある製品の数が表示されます。このボックスをクリックしてメニューを開き、Strymon Update 2.0 でアップデートを実行する製品を選択します。
- 接続されたデバイスで使用可能な新しいバージョンのファームウェアがある場合は、INSTALL UPDATE ボタンをクリックしてアップデートを実行します。
- 完了すると、インストールされたバージョンが使用可能なバージョンと一致し、デバイスが最新であることを示します。
- デバイスをコンピュータから取り外します。
- デバイスを使用する準備が整いました。
Strymon Update 2との接続方法
BigSky、Mobius&TimeLine
これらのペダルは外部電源から必ず給電し、(USB 接続がないため)Strymon ConduitなどのMIDIインターフェイスでMIDI IN&MIDI OUTポート接続ます。これらのペダルの GLOBLSメニューで、ペダルがソフトウェアと通信できるように MIDI TH を ON または MERGEに設定します。
Conduit
Conduitへの電源接続をすべて取り外し、USB-C ジャック経由で付属USB-Cケーブルでインターフェイスをコンピューターに接続します。
Compadre、Riverside&Sunset
これらのペダルには、ペダルのシャーシ内にマイクロUSBポートがあり、底板を取り外すことでアクセスで、ペダルの左側にmicro-USBポートがあります。ペダルをコンピューターのUSBポートに接続するにはmicro-USBケーブルが必要です。
blueSky v2、Deco v2、DIG v2、El Capistan v2、Flint v2&Lex v2、ZELZAH
給電されているペダルの(ペダルの背面)USB-CジャックとコンピューターをUSB-C ケーブルで接続します。
Iridium、NightSky&Volante
給電されているペダルの(ペダルの背面)USB-CジャックとコンピューターをUSB-C ケーブルで接続します。
Magneto、StarLab ユーロラック
Magneto(&StarLab)には、モジュールの背面、回路基板上にUSB-mini ポートがあります。付属のUSB-mini ケーブルでモジュールをコンピューターに接続し、アップデートしている間は、Magnetoに外部電源から供給が必要です。
Strymon アップデート2のトラブルシューティング
Strymon Update アプリケーションを使用してデバイスを更新の際に問題が発生した場合、ソフトウェアにテキストが表示されたり、デバイスの動作が通常と異なる場合があります。
バージョンナンバー
ファームウェアの更新には 2つの部分があります: USER および DSPファームウェアです。オリジナルの工場出荷時のファームウェアで駆動するMagnetoモジュールを接続すると、「インストールされたバージョン/ installed version」は「1.00」と表示されます。お使いのデバイスで更新が中断されたり、更新の一部しかインストールされていない場合、「インストールされたバージョン」に異なる表示が出ます。例えば、USERコードが更新されても、DSPコードがまだ元の工場出荷時のバージョンである場合、ファームウェアの2つの部分が同期していないことを示す「D114-U042」が表示されます。これが発生した場合:
- アップデートを再度実行して、単一のバージョン番号 (例: 1.14) が表示されるを確認します。
- ファイル形式のエラーが発生した場合は、[はい/ Yes] を選択して更新を続行します。問題が解決しない場合は、suport_rs@allaccess.co.jpに電子メールを送信して、問題の詳細、コンピューターシステムと接続、および受信したエラーメッセージを記載してください。
LEDの点滅
ファームウェアの更新中に問題が発生した場合、ユニットの1つまたは複数のLED が白く点滅することがあります。これは、デバイスが「更新モード/ Update Mode」にあり、更新の実行を待機していることを示しています。 Strymon Updateソフトウェアは、このモードの間、デバイスを「strymon_recover」として認識します。デバイスを通常の機能に戻すには、以下の2つのオプションがあります。:
- Strymon Updateソフトウェアでもう一度アップデートを再実行します。
- デバイスからUSB ケーブルと電源を取り外し、電源を再投入します。デバイスは通常の機能で起動します。
これらを実行しても問題が解決できないときは、suport_rs@allaccess.co.jpに電子メールを送信して、問題の詳細、コンピューターシステムと接続、および受信したエラーメッセージを記載してください。
インプット、アウトプット、スイッチ
- 入力インピーダンス:1 Meg Ohm
- 出力インピーダンス:100 Ohm
- 最大入力レベル:+10 dBu
DSP、オーディオ
- 24bit/96kHz A/D & D/A
- S/N:115 dB typical
- ARM スーパー・スカラー・プロセッサー採用
- 32bit 浮遊演算方式
その他
- バイパス:トゥルーバイパス(リレースイッチング)、超ローノイズ・バッファードスイッチング
- 入力電圧:9VDC センターマイナス、300mA
- サイズ:102mm(幅)×114mm(縦)×67mm(高)※突起部含む
- 軽量、堅牢なアルマイト処理アルミシャーシを採用
- Designed and built in the USA