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∞ Sound ペダル “XTOMP”

  • 2017年6月6日
  • エフェクター
∞ Sound ペダル “XTOMP”

~ 実践サウンド・サンプル ~

2017 May 時点で150を超えるエミュレーション(アルゴリズム)が差し替えられるXTOMP。ギター、ベースのスタジオ録音ツールとしてこんなに便利なペダルはない。そこで、かけ取りやプラグインとのコンビネーションに役立つサウンド・サンプルとセッティングをここで紹介しよう。

今回の録音セッティング:UA Apollo Twinをインターフェースにライン録りしています。
【使用プラグイン】
・ UAD Ocean Way Studios (部屋鳴り用エフェクト)
・ UAD amp simulator (FUCHS)
※ XTOMP Marshall 800はプラグインを使用せず、Right Outputからの音声のみ。

XTOMP “90 Phaser”
ご存知、伝説のMXR® M101 Phase 90のアミュレーション。リズムトラックの味付けをイメージしてみた。深い歪みの前につなげばVH定番のサウンドに肉薄できる。

XTOMP “Big Pie”
オリジナルの実機を知らないプレーヤーでも、このオーガニックな音は外せないでしょう。Ge トランジスター歪みの代表作。使い道が広いロックリフ用のサウンド。

XTOMP “Clonic”
Nirvana的なクラシック・コーラス。EH® Small Cloneのエミュレーションです。このサウンドに歪みを足せば、90年代グランジに遡れます。

XTOMP “Mag Dist”
ディストーションとテープエコーのコンビネーション。そのままオケに馴染む。
プラグイン側でクリーンアンプ(FUCHS)に設定している。ソロにも行けます。

XTOMP “Marshell 800”
デモはAmp + Amp コンビネーション。プラグインのFUCHSにJCM800のエミュレーションを直結。これは説明はいりませんね。

ライブを意識したペダルボードにXTOMPを入れた例を、ギターショップEXCEL さまが送ってくださいました。奇しくもアンプは同じ“Marshell 800”。

セッティング
・アンプのクリーンINPUTに接続。
・XTOMPをJCM800で使用。
・アンプのSEND/RETURNへ、FRACTAL AUDIO SYSTEMS FX8MKIIの空間系エフェクトを使用(Postエフェクト)。

XTOMP + FX8MKII 動画をお楽しみください。

今回紹介した「XTOMP」の詳細はこちら
http://allaccess.co.jp/hotone/xtomp/