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Audient  役に立つプロオーディオ関連知識 『コンバーター』

  • 2017年10月10日
  • audient
Audient  役に立つプロオーディオ関連知識 『コンバーター』

クロック、バリアブル・インピーダンンスに続いて、第3弾は『コンバーター』についてお話します。 デジタルソースを扱うオーディオ機器、特にレコーディングやミキシングで使用する機器の音質は、コンバーター次第と言っても過言ではありません。
我々が馴染みの深いオーデョインターフェースやマイクプリ(ADコンバーターを搭載している機種)でも、いかにアナログ信号をデジタル信号へ正確に変換してくれるがかが大変重要です。

以下のような経験をしたことがありますか?
◉ レコーディングの際に、音の粗さや音の透明度が気になったことがありませんか?
◉ プレイバックを聴いてみると音声変換の質が気になった。
◉ お気に入りの曲のディテールがしっかり聴き取れない。
◉ ディレイやリバーブの再生が不安定になる。

THE SOLUTION
これらの問題点は、あなたのセットアップ内の質の低いAD-DAコンバーターが原因であると考えられます。ここで質の高いコンバーターがミックスやリスニングを改善することを説明しましょう。
低質のAD-DAコンバーターは高歪み、クロストーク、低クロック同期の原因になり、レコーディングの質を落とし、ミックスの際に音の必要な鮮明度を欠きます。
ほとんどのAudient製品は、このような問題点を起こさないように、Burr-Brownのコンバーターを採用しています。

なぜBurr-Brownを選択したのでしょう?
我々は、最も良いサウンドのプロダクトを作るために、数々のテストとリスニングを常に繰り返しています。
コンバーターの選択も同様です。
10種類以上のコンバーターを聴き比べた結果、その本来の音楽性からBurr-Brownを選択しました。
そのサウンドは、異なるモニターやリスニング環境においても、オーガニックで正確な再現性を証明してくれるからです。

WHO ARE BURR-BROWN?  BURR-BROWNって誰?

Burr-Brownコーポレションの豊潤な歴史は、1956年にPage BurrとThomas R. Brownがガレージからセミコンダクターの商業化を目指し始まりました。
(現在はTexis Instrumentsの傘下に入りました)
彼らのコンバーターはクラス大手の供給者となり、現在もオーディオを含む多くの分野で採用されています。

参考資料:iDシリーズのコンバーターチップをご紹介します。
非常に高性能(高ダイナミックレンジ&超低SNR)&高音質のコンバーターを採用しています。

【iD22】

PCM4220
123dB SNR、ステレオ・オーディオ ADC、PCM 出力
http://www.tij.co.jp/product/jp/PCM4220/description&lpos=Middle_Container&lid=Alternative_Devices

PCM1798  3AM051M
24 ビット、192 kHz オーディオ DA コンバーター
http://www.tij.co.jp/product/jp/PCM1798

【iD14】

PCM4202
118dB (24 ビット) ステレオ・オーディオ ADC
http://www.tij.co.jp/product/jp/PCM4202?keyMatch=PCM4202&tisearch=Search-JP-Everything

PCM4104
ハイエンド 24 ビット、192 kHz、4 チャネル・オーディオ DAC
http://www.tij.co.jp/product/jp/PCM4104?keyMatch=PCM4104&tisearch=Search-JP-Everything

最後に、ASP800を使用してレコーディングされたAsh Soanのドラム・パフォーマンスの動画を紹介します。

http://allaccess.co.jp/audient/asp800/