strymon BRIGADIER ストライモン ブリガディール

製品情報 エフェクター ディレイ ギター effector delay guitar

ブリガディール

先進のデジタル技術と堅実なアナログ技術が融合した次世代ディレイ

アナログ・ディレイを超えたクリアな存在感、デジタル・ディレイでは得られない弾き手のダイナミクスに追従する深い奥行き。 BRIGADIERは、ギタリストを魅了するノスタルジックなアナログ・ディレイのサウンドを自在に再現するだけでなく、実際のアナログ・ディレイでは到達できないS/N比の達成、アナログ・ディレイでは再生されない高周波域もカバーしたクリアなディレイ・サウンドも自在となります。

復刻版タイプのアナログ・ディレイでは不可能なタップテンポ、5秒のロングディレイ、∞リピート・ホールド機能、ワイドモジュレーション、セッティングのプリセット、リアルタイムのエクスプレッション機能などを搭載。先進のデジタル技術と堅実なアナログ技術が融合した異次元のディレイ・ユニットです。

ライン入力(+4dB)にも対応していますので、ミキサーからのインサート等にもご使用いただけます。また、2012年5月製造版より、TRSステレオ入力にも対応しています。

製品名 BRIGADIER(ブリガディール)
概要 dBucket ディレイ
価格 オープンプライス
参考価格帯 ¥35,000 前後(税別)
JAN 4560347887338
ダウンロード 日本語マニュアル
  サンプル・セッティング
関連情報 dBucketテクノロジーとは?
  FAQ よくある質問
関連製品 MOBIUS
先進のディレイ・エフェクト

dBucket テクノロジーが可能にした3種類のDELAY TIME

BRIGADIERに搭載された3種類のディレイ・モードは、それぞれ異なるディレイ・ユニットのエッセンスを理論回路上で実現しています。モードスイッチは異なる数のdBucketチップを意味し、ディレイレンジが異なります。

  • short mode(40 ~ 400ms)
    short modeは、1つのBBD ICで作られた初期のアナログディレイ・ペダルをイメージしており、スラップバック、リード用ディレイ、アナログディレイ独得の発振などのサウンドに最適です。
  • med mode(100ms~1000ms)
    dBucketチップが追加され、ディレイタイムが100ms~1000msに伸ばされます。med modeは、現存する最長ディレイタイムのアナログディレイをイメージしています。
  • long mode(500ms~5sec)
    さらにdBucketチップが追加され、 ディレイタイムが500ms~5secに伸ばされます。long modeはアナログディレイ回路では不可能なスペックのディレイです。

代表的なデジタル・ディレイのサンプル音

BRIGADIER(dBucket)のサンプル音

BBD回路をアルゴリズムで再現

BRIGADIERに搭載されている新開発の「dBucket テクノロジー」は、アナログ・ディレイの心臓部であるBBD ICを構成素子のトランジスターレベルから完全にエミュレートしたDSP技術です。BBD回路で音色に影響を与えるクロックICやコンパンダーのノイズリダクションによる影響までも克明に再現することを可能にしました。

dBUCKET テクノロジーとは?

dBucket テクノロジーは、アルゴリズムによって理想的なアナログBBD回路を理論回路として再現している画期的な技術です。従来のデジタル・ディレイがメモリーに貯め込んだデジタル音をディレイタイムに合わせて再生しているのに対し、dBucketでは、アナログBBD回路が音の遅延を生成する過程そのものを再現しています。

その証拠に、BRIGADIERに搭載された3種類のディレイモードの中から同じディレイタイムを設定した場合には、再生させるディレイ音のサウンドが違います。このサウンドの違いは、アナログ・ディレイでクロックICがサウンドへ与える影響と同じことで、TIMEコントロールを3:00以降の位置に回すと、リピート音がこもった抜けの悪い音へと変化していきます。このサウンドの変化はBUCKET LOSSとは独立した効果で、BUCKET LOSSを高く設定していると、このディレイタイムの設定による変化はマスキングされる場合があります。

このような特性から、クリアーな400msecのディレイを設定する場合は、med mode使用して行ないます。同様に1secのクリアーなディレイは、med modeではなくlong modeを使用します。long modeで5secに設定すると、アナログディレイの様なclockエフェクトが効いた高域の抜けの悪いリピート音を再生することができます。

サンプル・サウンド

Clock generation and feedback

med modeのディレイタイムで、無限リピートを設定し、Gマイナーコードを鳴らしました。アナログ・ディレイ同様にディレイタイムを変化させることでディレイ音のピッチが変わる様子を実験しています。

Lead tone

オーバードライブで歪んだ音に、ショートディレイを掛けています。

Bucket loss

med modeのディレイを使用して、BUCKET LOSSによる変化を実験しています。(最小-中間-最大)

Oscillations

ディレイをshortモードに設定。ギターを接続せず、Repeatを最大まで上げた状態でオシュレーターのサウンドを最大にした状態と同様のサウンドを作り出します。その状態でディレイタイムを変化させるとサウンドが変化します。最後にRepeatを一度下げ、tapスイッチを押したままの状態にして一気にRepeatを最大にまで引き上げる動作を繰り返し行いました。

Bucket depth

適度なBUCKET LOSSとMOD効果で、ディレイ音の広がりと奥行きを与えています。

Clarity and warmth

リピート音を1回に設定し、TAPモードを使ってリズムを作ります。適度なMOD効果とBUCKET LOSSで、聞き覚えのあるあのディレイ・サウンドを作りました。

おもな機能と特徴

3モードTAPテンポ

3種類のパターンでディレイ・タイムのタップ入力が可能。
(quater/4分音符、dot/付点8分音符、triplet/3連8分)

∞リピート・ホールド機能

タップテンポ・スイッチをホールドすると、リピート音を永続的に繰り返す事ができます。

アナログ・ドライ・ミックス

入力信号(ギター信号等)はAD変換されず、アナログのままディレイ信号とミックスされます。 アナログ信号パスは、内部で昇圧されたアナログ専用電源を用いた高級HiFiレベルのミキサー回路を採用。原音が損なわれることはありません。

信号レベル調整機能

BRIGADIERでは、エフェクトON時の信号レベルを+/- 3dBの範囲で調整することが出来ます。

TRUE & Buffered Bypassセレクト

ディレイ音をバイパス切替え時に残すBuffered Bypassと、ディレイ音を完全にカットオフするTRUE & Buffered Bypassを選択する事が可能です。

ステレオIN ステレオOUT

インプットは、本体内のジャンパー・スイッチによってモノラル/ステレオ(TRS)を切り替えることができます。 アウトプットには、モノラルのアンバランス端子が、左チャンネル、右チャンネル用にそれぞれ用意されています。ギター用のステレオ・エフェクターとしてはもちろん、+4dBの信号にも対応しておりますので、ミキサー卓のインサートに接続してラック型エフェクターと同様に使用することができます。

リアルタイム・リモート・ノブ・コントロール

5つのノブ・コントロールから1つにアサインして、エクスプレッション・ペダルを使ってリアルタイム・コントロールすることができます。

プリセットメモリー

別売フットスイッチを使用して、FAVORITEプリセット(お気に入り:1設定のみメモリー可能)とコントロールノブの設定との切替えが可能。

コントロールと入出力

MODE

ディレイ・レンジを切り替えます。

  • short mode:40msec ~ 400 msec
  • med mode:100msec ~ 1000msec
  • long mode:500msec ~ 5sec

TAP

TAP入力に使用するタイムベースを切り替えます。

  • quater:4分音符
  • dot:付点8分音符
  • triplet:3連8分

TIME

選択されたディレイモードの範囲内でディレイタイムを設定します。プレイ中にTIMEコントロールを操作すると、アナログ・ディレイのようにリピート音のピッチが変わります。

REPEATS

ディレイのリピート音を調整します。最小の1回からアナログ・ディレイ同様の発振まで設定可能です。3:00辺りの設定で発振しない無限リピートが得られます。

MIX

ドライとディレイのミックスをコントロールします。最小でドライ100%、最大でディレイ 100%に設定できます。ドライとディレイのミックスはアナログ回路内で行なわれ、ドライ音はデジタル変換される事なく、オリジナルの音質を損ないません。3:00辺りの設定で50:50のミックスが得られます。

BUCKET LOSS

BBD回路が引き起こす音質ロスのシミュレーションをコントロールします。最小で「0」ロス、最大でBBD回路独得のノイズや歪みが最大になります。3:00辺りで歪みが最大になり、それ以降はノイズが追加されます。

MOD

ディレイタイムにLFOモジュレーションを追加します。最小でオフ、時計回りに廻すに従ってモジュレーションの量が増えます。最小から1/2迄はスピードが遅いモジュレーションの深さだけが増し、1/2を超えるとスピードが速いモジュレーション深さが増加します。

INPUT

楽器レベルおよびライン・レベルの信号を入力することが出来ます。入力インピーダンスは、1MΩのハイ・インピーダンスです。 また、本体内部のジャンパー・スイッチによって、モノラル入力/ステレオ入力(TRS)を切り替えることができます。

L / R OUTPUT

モノラルのアンバランス端子が、左チャンネル、右チャンネル用にそれぞれ用意されています。ギターアンプのINPUTやエフェクトループ、さらにはライン・レベルの信号にも対応します。出力インピーダンスは100Ωです。

EXP

TRS端子のエクスプレッション・ペダルを接続し、任意のコントロールを操作することができます。 FAVORITEスイッチを押しながら電源をオンにし、電源投入後、最初に操作されたコントロールがエクスプレッション・ペダルで操作できるコントロールとなります。

POWER

9V 以上の電源は絶対に接続しないでください。9VDC / 250mA 以上の(電流容量を備えた)DC電源が必要です。

TAP フットスイッチ

タッピングでディレイタイムを設定する際は、TAPスイッチを「quarter」に設定するのが最適です。タッピングのスピードに合わせてテンポLEDが点滅します。
※TAPフットスイッチをホールドするとリピート音を永続的にホールドすることができます。

BYPASS フットスイッチ

エフェクトのオン/オフを切り替えます。工場出荷時にはトゥルーバイパスに設定されています。LEDの点灯時がエフェクト・オンの状態です。
※バイパスを「バッファード・バイパス」に切り替える場合は、BYPASSフットスイッチをホールドしながらアダプターを接続して電源を入れます。バッファード・バイパスの場合は、バイパスする際にディレイのリピート音が残ります。

スペック
  • 入力インピーダンス:1MΩ
  • 出力インピーダンス:100 Ω
  • S/N比:115dB
  • 周波数特性:20Hz~20kHz
  • 最大入力レベル:+8dBu
  • A/D & D/A性能:24bit、96kHz
  • DSPパフォーマンス:1596 Mega FLOPS
  • バイパス:トゥルー・バイパス(出荷時)、バッファードに切り替え可能
  • 入力電圧:9VDC センターマイナス、250mA
  • 付属品:専用パワーサプライ
  • サイズ・重量:102mm(幅)×117mm(縦)×67mm(高)※突起部含む / 450g
  • 軽量、堅牢なアルマイト処理アルミシャーシを採用
  • Made in USA

strymon 製品に附属されているACアダプターは、strymonデジタル製品専用です。単独で他の製品に使用したり、パラレル出力でstrymonと他のエフェクターを一緒に使用しないで下さい。

ページの先頭に戻る