audient オーディエント asp880

製品情報 マイクプリ mic pre ADコンバーター レコーディング DAW recording

asp880

Burr-Brown社製 最上位ADCチップ搭載
高音質8chマイクプリ&ADコンバーター

asp880は、前モデルのasp008 8ch.マイクプリアンプの進化版と言えるモデルです。ワールドクラス・レコーディングに必要な全てを1Uのラックに収めたasp880は、前モデル同様、入力段に8段ディスクリート・トランジスター回路を採用しています。これにより、驚異的な周波数レンジと理論値に近い最小ノイズフロアに迫る素晴らしいパフォーマンスを実現しました。

  • 8chのクラスAマイクプリアンプ、2chのJFET ディスクリート D.I. 入力。
  • クリーンで安定した48vを各チャンネルに供給します。
  • クリーンな60dBのゲイン・レンジ。Ch1, Ch2にはバスドラム、スネアマイク用に-10dBPADスイッチを搭載。
  • 位相反転スイッチを各チャンネルに搭載。
  • 入力インピーダンス切替スイッチによる、「トライアングル・オブ・トーン」コントロール機能。Lo、Mid、Hiの三段階でマイクにより適切なインピーダンス・セッティングが設定可能です。
  • スムースな12dB/octのハイパス・フィルター(25Hz-250Hz)により、不要な低域をカットできます。
  • ADインサート・スイッチでプリアンプ・セクションをバイパスし、純粋なADコンバーターとして使用できます。アウトボードのプロセッシングに最適です。
  • Burr-Brown社の115dB ADCチップをAES、SMUX ADAT出力に採用しました。
  • 電源部分はファンレス設計を採用、機器ノイズを非常に低く抑えました。
製品名 asp880
概要 8ch マイクプリアンプ
ADコンバーター
価格 オープンプライス
JAN 5060374260139
製品資料 各部の名称
サポート ユーザーサポート窓口
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レビュー James Underwood 氏
おもな機能と特徴

15年に渡るリファインを重ねたマイクプリ部

マイクプリアンプ部分は、15年間に渡るリファインを重ねたDavid Deardenのデザインを採用しています。Audientファミリーのデザイン・トポロジーを継承しています。asp008の電源部を一新することによって、さらに本機のノイズフロアを減少させ、電源ノイズをほぼ完全に除去することに成功しました。そして、この仕様でファンレス化に成功、ユニット自体から発生するノイズも皆無です。

Burr-Brown製 最高級コンバーターチップ

標準装備されたADコンバーターには、iD22と同様のBurr-Brownチップ最高級グレードを採用しています。デジタルセクションは、様々なアップグレードの施され、最上級の音質を約束します。

無垢のアルミ・カスタムノブは素晴らしいフィーリングと視認性を提供してくれます。作りも戦車のように堅牢です。プロ機器として最も重要な素晴らしいサウンドをお楽しみください。

サンプルサウンド

入力インピーダンス切り替えの効用 (レコーディング・エンジニア:Mike Senior 氏)

Mike Senior氏のプロフィール

数々のアワードを獲得した著名オーディオ・エンジニア。
彼の手がけたアーティストには、The Charlatans、Reef、Therapy、Nigel Kennedy、Wet Wet Wet等、実力派が名を連ねる。六年間に渡り、世界中でベストセラーとなっているSound On Sound誌の有名なコラム、Mix Rescue, Session Notes, The Mix Reviewも担当しています。また、有名プロデューサーの技術に基づいたミキシング方法を説明したFocal Press Book社の‘Mixing Secrets For The Small Studio’の執筆にも携わっています。

Audient最新型ラックマウントプリアンプのASP880は、各チャンネル毎にインプットインピーダンスを選択できる仕様になっています。これで3種類の異なる音色が得られます。私も含め、レコーディング・エンジニア達は、この機能をどう使い、どの程度音色が変えられか熟知しています。各種マイクロフォンは入力インピーダンスにより、それぞれ反応が変わります。特に、パーカッシブなサウンドは、他のサウンドソースよりもその違いが明確に表れて来ます。

スタジオでのレコーディング&プロセッシング中にこの機能を試す時、マイクプリの入力インピーダンスの切り替えの効用を知っておく必要があるでしょう。もし、この機能について十分理解していないのであれば、ここにあるオーディオファイルが手助けとなるはずです。以前にBrushes Held Like Hammersと私がレコーディングセッションを行った際に執筆した「Audientマイクプリアンプのハイパス・フィルターとフェイズ・スイッチのマルチマイキング時の活用方法(英文)」も合わせて参照すると良いでしょう。

今回のセッションでは、バンドの曲の1セクションを3回づつレコーディングしました。
各テイクは、異なるインピーダンス(5,000Ω、1,200Ω、200Ω)で12本のマイクを、Audientのマイクプリを通してレコーディングしています。

以下がマイクリストとMP3&WAVのリンクです。
このオーディオデータは、ハイパス・フィルター以外のプロセッシングは一切行われていません。

バスドラム

ADK S7-ラージダイアフラム・コンデンサーマイクを使っています。マイクは、バスドラムのヘッドから30cm程度離してレコーディングしています。ランブル・ノイズを抑えるために、ハイパス・フィルターは20Hzにセットしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

バスドラム:2

Blue Kickball – ファンタムパワード・ダイナミック・マイクをバスドラムにセッティングしました。内蔵のLFエンファシススイッチは、最小のセッティングにしてあります。ハイパスフィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

スネアドラム

SHURE KSM137-スモールダイヤフラムマイクをスネアドラムのエッジから22cmほど離してセットしました。アングルはヘッドに対して対角線となるようにセットし、サイドにはアコースティックフォームを配置しています。ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

スネアドラム:2

SHURE SM57 – ダイナミックマイクをスネアドラムのエッジから22cmほど離してセットしました。アングルはヘッドに対して対角線となるようにセットし、サイドにはアコースティックフォームを配置しています。ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

フロアタム

AKG C414B-XLS – フロアタムに双指向性、Padスイッチ(-18dB)を入れた状態セッティングしています。プリアンプのハイパス・フィルターを80Hzに設定しています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

ライドシンバル

Avantone CK1 – スモールダイヤフラム・コンデンサーマイクのカーディオイドカプセルを使用。かぶり音を防ぐ為に、アコースティックフォームをプラスティックでカバーしたバッフルをマイクに装着しています。ハイパス・フィルターはバイパスしています。(ライドシンバルは00:28秒より再生されます。)

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

オーバーヘッド

KSM141 Stereo Pair - スモールダイヤフラム・コンデンサーマイクのカーディオイドカプセルを使用。2つのマイクはキット上、ドラマーの頭と同じ高さから、等距離でスネアを狙っています。ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

ルームマイク

AKG CBL99 – エレクトレット・バウンダリーマイク(半球形指向性)を、ルームマイクとして使用しています。ドラマーの背後、約60cmに左右182cm間隔でセッティングしました。ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

エレキギター

Groove Tubes GT55 – ラージダイアフラム・コンデンサーマイクをギター1にセッティングしました。Fenderコンボアンプのグリルに近づけ、スピーカーコーンのエッジを狙っています。-10dBPadスイッチを入れていますが、ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

エレキギター:2

Sennheiser MD421 – ダイナミックマイクをフィルタースイッチ‘M’で使用しています。先ほどと同様に、Fenderコンボアンプのグリルに近づけ、スピーカーコーンのエッジを狙っています。ハイパス・フィルターはバイパスしています。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

エレキギター:3

Groove Tubes GT55 – ギター1と同じく、ギター2にもこのマイクを採用しました。Orangeコンボアンプのスピーカーコーンのエッジを狙っています。プリアンプのハイパス・フィルターを80Hzに設定しました。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

エレキギター:4

SHURE SM57 – ダイナミックマイク、Orangeコンボアンプのセンターコーンを狙ってマイキングしています。プリアンプ部のハイパス・フィルターは50Hzに設定しました。

5000 Ohms(.mp3)

1200 Ohms(.mp3)

200 Ohms(.mp3)

スペック
  • マイク・ゲイン:-10 to +60dB (-10dB Pad)
  • ライン・ゲイン:-16 to +44dB (-10dB Pad)*
  • ファンタム電源:48v +/-4v @ 10mA/Channel
  • マイク EIN: <-127.5dBu
  • CMRR:>80dB @ 100 to 10kHz
  • 最大入力レベル:+22dBu (+32dBu with Pad)
  • 入力インピーダンス:MIC Lo 220Ω バランス、MIC MID 1.2kΩ バランス、MIC HI 2.8kΩ バランス、LINE (Z入力値)>6kΩ バランス
  • 周波数特性: +/-0.5dB 10Hz to 100kHz
  • クロストーク:<-85dBu @ 1kHz & 10kHz
  • THD+N @ 0dBu (1kHz):0.003% (-90.5dBu)
  • SN比:>90dB
  • ハイパスフィルター:25Hz ~ 250 Hz
  • 二次フィルター (12dB/オクターブ)
  • XLR:ピン2 (ホット)、ピン3 (コールド)、ピン1 (シールド)
  • 1/4” JACK:チップ (ホット)、リング(コールド)、スリーブ(シールド)

D.I (チャンネル1&2/インサートSEND、ライン出力で測定)

  • D.I ゲイン: 10 to +60 dB (-10dB Pad)
  • 最大入力レベル:+16dBu (typical), +22dBu
  • 入力インピーダンス:1MegΩ アンバランス
  • 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to 50kHz
  • THD+N @ 0dBu (1kHz):<0.03% (-70dBu)
  • SN比:89dB
  • 1/4” ジャック:チップ(ホット) & スリーブ(シールド)

ライン出力(インサートSEND)

  • 最大出力レベル:+27.5dBu
  • 出力インピーダンス:<1000ΩBalanced

ADC ライン入力(インサート Return/AES-17に基づきオプティカル出力にて測定)

  • 最大入力レベル:+18dBu
  • デジタル・リファレンスレベル:0dBFS = +18dBu
  • 周波数特性:+/-0.5dB 10Hz to Fs/2
  • クロストーク:<-80dBu @ 1kHz & 10kHz
  • THD+N @ -1dBFS (1kHz):<0.002% (-94dB)
  • THD+N @ -6dBFS (1kHz):<0.002% (-94dB)
  • ダイナミックレンジ:113dB un-weighted、115dB A-weighted
  • ピークLEDメーター:+16dBu (-2dBFS)
  • シグナルLEDメーター:-10dBu (-28dBFS)

DIGITAL i/o

  • ADAT 8 チャンネル使用可能:44.1 - 96kHz
  • AES & S/PDIF 8 チャンネル使用可能:44.1 - 96kHz
  • クロック:インターナル、エクスターナル

パワーサプライ

  • 内蔵ローノイズ安定化電源(スイッチモード)
  • ファンレスオペレーション
  • ユニバーサル電源仕様
  • 線間電圧:90 to 264V (a.c)
  • 内部電圧:+/-18VDC, +48VDC & +5VDC
  • ヒューズ:T1A (1Amp Time Delay)
  • 消費電力:Maximum 40 Watts

寸法と重量

  • 寸法:幅482mm × 高さ44mm × 奥行き321mm(突起物含む)
  • 重量:4.0kg
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