• #01:フラミンゴとの出会い
  • #02:デジタルメディアに合ったマイク選び

Artist interview:SHOCK EYE(湘南乃風、THE 野党)× Violet Flamingo STANDARD

湘南乃風、THE 野党で活躍中のミュージシャン、SHOCK EYEさんがプライベート・スタジオでもFlamingo Standardを愛用頂いています。これまでのマイク選びに対する悩み、ミュージシャンとしてごたわり、いくつものプロジェクトを抱える音楽制作(環境)へのスタンスなど、SHOCK EYEさんのアーティスト像に迫ったお話を伺うことができました。

 

shockeyeさん フラミンゴ・スタンダードをお選びいただきありがとうございました。
まずは、フラミンゴを選んでいただいたキカッケを教えて下さい。

THE 野党というプロジェクト(湘南乃風とは別プロジェクト)で、飛澤さんのFlash Linkスタジオでやらせて頂いていまして、THE 野党の1st アルバムの声は、全部Flash LinkのFlamingoで録音しました。

デビューした時からずっとU87だったので、「87で録る声が自分の声だ。」というイメージがずっとあったんです。それから途中で色々悩んで……。
実際に色々と試したんですが、自分の野太い声に合わないマイクの方が多くて。

飛澤さんのスタジオを使わせてもらった時に、「Flamingoをちょうど導入したんだよね。Shockくんの声に凄く合うと思おうからやってみたら」と言われて……。 
最初はあの形にも違和感があったんです。

 

慣れてない見た目だと歌い辛いですよね。

そうそう。「じゃあやってみます」みたいな感じでやった時に衝撃を受けました。
昔のマイクって確かに芯が太くて、空気感もあるんですが、今時のハイファイなサウンドになると、音の立ち上がりに「違うな……」と思っていたんです。

スピード感ですよね?

そうそう、スピード感。古いマイクはスピード感に欠ける。
それから87の中域から高域にちょっと気になる特性があって、特にオートチューンとかを使うと声が浮いちゃうんですよね。
そうすると、他の加工が必要になってくる。

Flamingoは「素」で録って、コンプを後掛けしてるんだって飛澤さんから聞いたんです。こんなにシッカリ録れて、今時のサウンドにも乗るマイクって無かったし、自分の音楽性に凄くマッチすることを実感したんです。

それまでマイクは87かな……と思っていた。常識をくつがえして、むしろ飛び越えてくれましたね。
そして値段聞いてブッとんだんです(笑)。「個人的に欲しい!」と強く思いました。

 

そういう出会いだったんですね。飛澤さんのスタジオに行けばマイクはありますけど、これからはプライベート・スタジオでも録音出来る様に購入されたんですね。

THE 野党の製作は、それぞれみんな本体がある中でその合間を縫ってやっているから、かなりの部分をプライベートスタジオで録ります。プリアンプは、BRENT AVERILL 1272を使っていたんですが、最近はVintech Audio X73に変えました。とにかくNeve系があうと思ってます。コンプは掛けないです。加工は飛澤さんの方でやってくれるので、今は直録りです。

そこからProtoolsに行く訳ですか?

その間にApogee Rosetta200でADします。結局、今は素材がシッカリ録れる方が良いと思ってます。
プレイヤーとしてはコンプかけなくても気持ちよく録れるのは凄く大事だし、やっぱそれが出来るFlamingoは凄いなと思ってます。

書類#02:デジタルメディアに合ったマイク選び

 

 

shock eyeさん プロフィール:SHOCK EYE(湘南乃風 / THE野党)

2004年、「応援歌/風」でデビューした4人組レゲエ・グループ「湘南乃風」のメンバーであり、レゲエ・ミュージシャン。ライヴ中に観客も一緒になってタオルを回すパフォーマンスが有名で、2006年に発表したシングル「純恋歌」のヒットによって、多くの人が湘南乃風を知ることとなった。

湘南乃風としての活動も続ける傍ら、2011年、ポルノグラフィティの新藤晴一、サウンドクリエイターの篤志らと「THE 野党」を結成。結成直後に1st album「8:10 PM」をリリースし、ツアーを敢行。

つい先日の4月25日には、2nd album「9:10 PM」も発表し、湘南乃風、THE 野党共に勢力的な活動をみせている。

外部リンク 湘南乃風 OFFICIAL WEB SITE
外部リンク THE 野党 OFFICIAL WEB SITE

shockeyeさん

実はレコーディングのスタンダードと思われているマイクは、デジタルメディアに変わる前に作られた物が多いですね。アナログテープの時代ですよ。

実はアナログマルチの特性はフラットじゃないんです。それにマルチには各チャンネルにノイズリダクションが入っていて……テープコンプレッションもかかる。今のハードディスクベースで20〜20kがフラットに録れる機械と全然違うモノが録音媒体だった訳です。音色もダイナミックレンジもそれに合わせて設計したんだと思ってます。
それにデジタルへ量子化するのに、高域のさらにその倍音は邪魔になりますね。

なるほど。古いのもイイけど……よそへレコーディング行った時にu67を薦められたりするんですけど。「u87でいいです」って言ってu87にしてもらいます。それはオートチューンものだったから、太さはいらなし。自分の音は遠くならない速い音ですから。

Flamingoならオン(マイク)でいけますよね。

「大丈夫ですか? ちょっとオンにし過ぎ?」って、初めての時に飛澤さんに聞いたんです。
「許容範囲だよ。それで全然録れる。」

声量のあるSHOCK EYEさんだと、ビンテージマイクではオンで歌えないですよね。ダイナミックレンジが付いて行かないと思います。それにマイクからはなれればスピード感が落ちます。

完璧な選択だった訳だ。やり安くて凄く重宝しています。
デジタル時代に合ったマイクとして設計された物なんですね。

u67とか使っている経験豊かなエンジニアの方々は、計算づくで録ってますよね。それに87が重宝されてるのは日本だけなんですよね。

らしいですね。駆け出しの頃、入ったスタジオにu87立ち上げられて、そこから習慣になってその声が自分の声だって認識になって、u87買いましたね。でも、その後MANLEYとかAKGとか試したんですけど、どうもシックリ来なかったんです。
今はプロのスタジオより良い音で録ってやろうかなと燃えてます(笑)。
家で録るとアドバンテージあるじゃないですか、引き回しとか……。
僕はもうHAとかブースの中に入れて、デジタルのコードで直結。
精神衛生的に一番短くマイクからの距離をしたいなと(笑) 音が痩せるじゃないですか……(笑)。

プライベート・スタジオは、他のプロジェクトも随時取れるように作られたんですか?

そうですね、湘南乃風もそこで録れるようにしています。
フレキシブルに自分のハッと思いついた時、プロ・クオリティーの本録りできる機材を揃えました。プリプロくらいだったら、本当にSM58でMakieでも良いんですけど、やっぱりその瞬間の音を納品できるレベルにしたい思ってます。

緊張感ある音をその瞬間に録る訳ですね。

「本録りがあるから良いか……」と言うのはあまり好きじゃない。
歌が出来たときに、そのまんまパッケージできたら一番理想だと思ってます。

次のTHE 野党のアルバムはFlamingoですか?

リリースされる2ndアルバムは、僕の家で録った音を使用しています。
またそれが1つの「自分の中の声」、頭の中に焼きついているんです。他のマイクに戻れなくなっちゃった……。
Flamingoは良くハイが出ていても、フラットに聞こえると言うか、芯がありドッシリとしているのが凄く良い。しっかりと地に足がついてる感じ。他のマイクって派手だったりするじゃないですか。派手で良いねってこともあるんですが、今時のエフェクト掛けると耳障りで音量を下げたくなる。

ありがとうございます。メーカーの方に聞かせたいですね!
Violetには個性が異なるマイクロフォンがあります。是非ほかの機種も試してみて下さい。
本日はありがとうございました。

 

 

shock eyeさん プロフィール:SHOCK EYE(湘南乃風 / THE野党)

2004年、「応援歌/風」でデビューした4人組レゲエ・グループ「湘南乃風」のメンバーであり、レゲエ・ミュージシャン。ライヴ中に観客も一緒になってタオルを回すパフォーマンスが有名で、2006年に発表したシングル「純恋歌」のヒットによって、多くの人が湘南乃風を知ることとなった。

湘南乃風としての活動も続ける傍ら、2011年、ポルノグラフィティの新藤晴一、サウンドクリエイターの篤志らと「THE 野党」を結成。結成直後に1st album「8:10 PM」をリリースし、ツアーを敢行。

つい先日の4月25日には、2nd album「9:10 PM」も発表し、湘南乃風、THE 野党共に勢力的な活動をみせている。

外部リンク 湘南乃風 OFFICIAL WEB SITE
外部リンク THE 野党 OFFICIAL WEB SITE

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