販売店の声:池部楽器店 パワーレック × Violet DESIGN
国内最大級のレコーディング機器専門店「池部楽器店 POWER REC(パワーレック)」さんは、マイクロフォンの展示本数150本を誇り、それらの試奏ブースまでを完備しています。スタッフの豊富な専門知識にも定評があり、中でも、売り場チーフの沼田さんのマイクロフォンに対する造詣は深く、初心者からプロまで様々なお客様が日本全国から訪れるほど。
今回は、マイクと言えばこの方! パワーレックの沼田さんにViolet DESIGNについてお話を伺ってきました。
まずはこの「Violet DESIGN」の率直な感想をお聞かせいただけますか?
「個人的には一番のお気に入り」と教えてくれた「Globe Standard」を手に取りながら、取材に応じてくれた沼田さん。
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ルックスのインパクト、地力を感じる作り込みの良さ、その印象を裏切らない音質の高さでしょうか。予定調和ではなく予想を大きく裏切られる驚きですね。豊富なカプセルのバリエーションと、ラトビア共和国の自社工場で生産される製品クオリティーの高さには、創始者Juris Zarins氏のマイクロフォンに対する深い愛を感じますよ。写真で見る以上にしっかりと造り込まれた造形的な外観は感動的でしたね。
勿論、ビンテージテイストを基調としたサウンドは全般的に良好でした。
沼田さんは「Violet」を以前からご存知だったんですよね?
じつは数年前に、他社マイクロフォン・メーカーのマーケティング担当者とミーティングをさせて頂いた折に、彼の口から「Violet DESIGN」社の名前が出たのです。私が知らないと言うと、彼は、親切にも商品が紹介されている海外のwebページを教えてくれたんです。さらに彼は「ここのマイクはすごく音が良い!」と他社のマイクロフォンであるにも関わらず熱心に「Violet」のラインナップを紹介してくれましたので、その動向は気になっていたんです。 |
「Violet」の技術的な部分に関して感想を聞かせて下さい。
展示棚にはAKG、ノイマン、Blueなど、有名メーカーのマイクロフォンが多数並ぶ中、まだまだ新興メーカーであるViolet DESIGN社製品も肩を並べます。
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一番の特徴は、豊富なバリエーションを誇る独自のカプセルではないでしょうか。
他社において“指向性以外、同じ仕様”と称される単一指向のみのシングル・ダイアフラムのモデルと、指向性切り替え可能なデュアル・ダイアフラムのモデルとでは、同じ仕様とされながらも、実際には単一指向のサウンドが異なっていることは私も経験上感じていました。そんな折、『Violet DESIGN』のマイクロフォンが、「理想のサウンドに近づける為だけにデュアル・ダイヤフラムにしている」と伺った時、合点がいったと同時に、深い感銘を受けたのです。
「ビンテージのU47、U67、C12の様な奥行感のあるサウンドは、単一指向で使用する場合でもデュアル・ダイアフラムでなければ再現する事ができない」 というJuris氏の持論には、私も改めて感じ入りました。
もちろん、シングル・ダイアフラムには、反応速度の面など、シングルならではの優れた特性があるので、これは優劣のお話では無いのですけど。
ところで、逆に伺いたいのですが、その様なこだわりを見せる『Violet DESIGN』創始者のJuris Zarins氏はどのような方なのでしょうか?
彼はまさに職人という感じですね。あまりニコニコ話す感じではなく、シャイな感じです。とにかくこだわりが凄く、完璧なものを追求している厳しさを持ち合わせた方です。以前は宝石のデザイナーもやっていたようで、貴金属の知識が豊富で、それがフラムに使う金合金の配分などにも活かされているようです。ちなみに、あの独創的なマイクデザインも彼自身が行っています。
「良い音」、「良い品」にこだわり続けられている方なのですね。 |
販売店の声:池部楽器店 パワーレック × Violet DESIGN
沼田さんが選ぶTOP3を挙げるとすれば?
数々のマイクロフォンを聴いてきた沼田さんをしても流石の出来栄えと唸る「Flamingo Standard」
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Flamingo、Globe、Flamingo Jr.ですね。
フラッグシップ機の「Flamingo Standard」、そして「Flamingo Magic Ear」は流石の出来栄えです。
Flamingo Standardが持つナチュラルなきらめき感は、特にボーカルに相性が良さそうですね。一方、驚きの形状の耳型カプセルを持つFlamingo Magic Earは、一瞬、躊躇してしまう程の自然な響きが耳を奪います。こちらは、オールラウンドにご使用頂けそうです。特にアコースティック楽器群では最高のパフォーマンスを得られると思います。
一方、小ぶりなボディにブランド・カラーの紫が品よく配され、サウンドに滑らかな艶を湛えているGlobe Standardは、一聴して好印象を受けました。
同じ「VD67」カプセルを有した「Amethyst Vintage」とは異なる表情を見せ、マイクを選びにいらっしゃったお客様を大いに迷わせていますよ。 |
ミュージシャンの方にマイクロフォンの魅力を知って頂くため、沼田さんが普段意識している事は何ですか?
「私たちがお客様のマイク選びをお手伝いすることによって、マイクが変わればここまで変わる!という驚きをこれからもお客様と共有してゆきたいですね。」と、自らのポリシーを教えてくださいました。
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そうですね、エンジニアが望むサウンドとミュージシャンが望むサウンドって、同じようでいて、実は少々嗜好がずれている事があるようです。例えば、ギタリストが時間をかけて作り込んだサウンドをエンジニアに録ってもらってみたけれども、どうも「ギターのおいしいところ」が出ていない、という事が起きてしまうそうです。パワーレックでは、例えばギターアンプ用マイクロフォンにおいても、定番品のみならず「ギターアンプらしい音」、「ギタリストの聴かせたい音」といった「ミュージシャンの意図したいサウンド」をテーマに、幅広い商品ラインナップの中からマイクロフォン選びのお手伝いをさせて頂くようにしていますね。
でも、店頭に来て頂いたお客様には、やはり「実際に聴いて頂く」事が大きなアドバンテージとなると考えています。製品のカタログやスペックは、「そのマイクの音の傾向」を読み取ることは出来ますが、その音質や品格は、やはり実際に音を耳にしてみて初めてお解り頂けるからです。ですので、パワーレックでは小規模ながらも専用のマイク試奏ブースを2部屋設けております。ゆっくりと心ゆくまで比較試聴の上、ご自身にフィットするマイクロフォンを選んで頂ければと思います。
もちろん、ご来店頂くことが難しい方には、様々なマイクロフォンの音を聴いて学んだ私たち専門スタッフが、お客様のニーズとご予算に合わせたマイクロフォンをセレクトの上、ご紹介差し上げております。
「マイクが変わればここまで変わる!」という驚きをこれからもお客様と共有していきたいですね。 |