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チューブ具合が絶妙なアンプ類が整列してます。 Binary シリーズは、XTOMPと同様にHOTONE独自のモデリングテクノロジー「CDCM」を採用し、各機種がそれぞれのエフェクトカテゴリーをより深く使用できるように設計され、プリセットの保存やリコールをフルに活用することができます。 Binary AMPは、個性豊かなクラシック、モダン、ブティックの16機種に及ぶチューブアンプ(一機種のみソリッドステート)をCDCMモデリングテクノロジーで再現しました。プリアンプとしてアンプのリターンに接続するか、ドライビングプリアンプとしてアンプの入力に接続しても使用できます。 また、各アンプのシミュレーションには、それぞれのオリジナルキャビネットのモデリング(CDCM)も含まれており、本機AMPからオーディオインターフェースやミキサーへ接続して、直接レコーディングやラインでのプレイも可能です。
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製品名 | BINARY AMP(バイナリーアンプ) |
概要 | アンプ・シミュレーター |
価格 | オープンプライス |
参考価格帯 | ¥17,000 前後(税別) |
JAN | 6959473910016 |
ダウンロード | 日本語マニュアル |
関連製品 | BINARY EKO |
BINARY MOD | |
BINARY IR CAB | |
プラットフォーム
Binaryシリーズは、カスタムDSPやARMチップによるデュアルDSPプラットフォームを採用することにより、シグナルプロセッシングの処理能力を改善し、さらにリッチでオーガニックなサウンドを実現しています。オーディオ変換は、24-bit A/D/A、44.1kHzサンプリングを使用し110dB S/N比の高い性能をクリアしました。このプラットフォームが、HOTONE独自のモデリングテクノロジーCDCMの迫力あるリアルなサウンドをお届けするプラットフォームです。
全モデルは信号のロスを防ぐためバッファードバイパスを採用しています。新たに設計したこのバッファーアンプは原音を損ないません。
CDCM アルゴリズム
Binaryシリーズは、XTOMPで定評のあるHOTONEのダイナミックモデリング(CDCM=コンプリヘンシィブ・ダイナミック・サーキット・モデリング)のライブラリーをエフェクトソースとして継承しています。
このモデリング方式は、HOTONE独自の方法で複雑なダイナミックマトリクスを使用し、サーキットモデリングのディテールの再現精度を向上させています。それにより、オリジナル機に肉薄するサウンドを再現することができます。
シリーズ共通の主な特徴
Binaryシリーズは全て機種にUSB端子を備えています。付属のUSBケーブルを使用してコンピューターと接続し、プリセット管理やパラメーター設定がPC (or Mac)上で行えます。エディター・ソフトウェアは、スクリーンショットのように非常にシンプルで、直感的に操作して頂けます。
PC上で操作したプリセットはコンピューターに保存できます。それらのプリセットを本体へインポート/エクスポートも可能です。さらに、プリセットのエフェクト(モデル)の説明も表示されますので、エミュレーションのベースになった機種名、各コントロールの詳細が確認できます。
ON / OFF
エフェクトのON / OFFを切り替えます。
PATCH / TAP
パッチ(プリセットナンバー)の選定や、タップテンポの入力を行います。
E.LEVEL
エフェクト音のレベルをコントロールします。
A / B
使用するエフェクトモデルによって、コントロールがそれぞれ割り当てられます。
DEPTH
モジュレーション・エフェクトの掛かりの深さをコントロールします。
RATE
モジュレーション・エフェクトの揺れをコントロールします。
+ / - ボタン
各種パラメーターの設定を行います。
GLOBAL
パワーアンプやルームコントロール等の設定を行います。
SAVE / EXIT
セーブやパラメーター・チェンジのキャンセルを行います。
INPUT
ギターを接続する1/4"モノラルフォーン端子です。
EXP
エクスプレッション・ペダルを使用する際に接続します。
USB
BINARY EDITORを使用する際に、PC / MacとUSBケーブルで接続します。
DC 9V
9VDCアダプター使用(センタープラス、付属アダプター使用を推奨)
OUTPUT R
1/4インチ・モノラル・フォーン
OUTPUT L
1/4インチ・モノラル・フォーン(モノラルで使用する際はこちらを使用します)
音楽史を飾った名演、それに使われていたヴィンテージ・エフェクターやアンプは、例えオークション・サイトで見つかっても、非常に高価なため簡単には入手できませんでした。
2001年頃、HOTONE開発チームはクラッシックペダルやオールドアンプをどうやって再現するか、度々ブレインストーミングを繰り返していました。折しも、他社がトーン・モデリングを開発していた時期です。テクニカル・ディスカッションはエスカレートして、より複雑でリアルなモデリングを目指し、このテクノロジーのベースが描き出されていきました。
当時のモデリング方式の主流は、回路を解析してアルゴリズムを制作する方法でした。それらのアルゴリズムは、回路の『スタティック/静止状態』を再現し、オリジナルに近いサウンドを再現できます。しかし、この『スタティック/静止状態』は、入力信号や他の条件によって変化する回路動作までは再現していません。ですから、本物と識別できないレベルには到達できなかったのです。
そこで、開発チームは『モデリングのベースは、回路がダイナミックに変化した状態でモデリングを行うべきだ。』という結論に達しました。それ以降、マルチエフェクター等の開発を経て、よりパワフルなハードウェアをベースにモデリング手法の開発を継続しました。その結果、『スタティック・モデリング』を超え、さらにリアルなモデリングCDCMが完成しました。CDCMがリアルなサウンドをXTOMPで再生してくれる秘密がここにあるのです。
XTOMPの完成直後私たちは、プレーヤーがより使いやすく&便利なツールを開発することに決定しました。『あらゆる種類のエフェクターやアンプがロードでき、プレイできる』XTOMP。それに対し、『プリセットのリコールやより多くのパラメーターの設定可能なエフェクトで再現しよう』というプロジェクトがBinaryの開発でした。
BinaryはXTOMP同様、HOTONE独自のモデリングテクノロジーCDCMを採用しています。BinaryはXTOMPやXTOMP miniとは異なり、各機種がそれぞれのエフェクトカテゴリーをより深く使用できるようにデザインされています。各モデルはよりコンベンショナルなエフェクターのように、コンパクトなシャーシに2xフットスイッチ、入出力レベル、白色OLEDディスプレイを備えています。また、各種ともにデジタルマルチエフェクトのように、プリセットの保存やリコールをフルに活用することもできます。