Hartke ハートキー James Genus ジェームス・ジナス ジェームズ・ジナス

インタビュー

James Genus

2016年9月1日 at Blue Note Tokyo

HERBIE HANCOCK QUARTET featuring James Genus, Trevor Lawrence Jr. & Terrace Martin 公演で来日した
James Genus(ジェームス・ジーナス)氏に Blue Note Tokyo でお話を伺いました。

ステージ上には、「システムA&B」と本人が呼ぶエフェクター群(BOSSやZOOMのマルチやMoogerfooger、OCTAVE等)、Walterwoodsのヘッド、そして2セットのHARTKEキャビネット「HyDrive 410 & HyDrive 115」と「410XL & 115XL」(サブ)が、愛用のFodera製ベースと共に用意されていました。

ステージにHydriveシリーズの他に、サブとしてXLシリーズが用意されていましたが…その理由をお聞かせください。

昨晩の公演ではHydriveシリーズを使用したのですが、少しブーミーに聴こえて、僅かですが低音の歪みが時々気になりました。それが会場のせいなのか、持ち込んだ他の機材のせいか、はたまたスピーカーの個体差なのかは分かりません。実は、過去にも同じ経験があり、その時にXLシリーズに切り替えました。今回も急遽用意してもらったXLシリーズと比較したところ、XLシリーズの方がこの会場には合っていると思ったので、今夜の公演はXLシリーズを使うつもりでいます。

XLシリーズが届くまで、ここで他メーカーのキャビを何種類か試しましたが、フィットしませんでした。そして、XLシリーズが到着して鳴らしたら『これだ!』と納得しましたね。HARTKEを絶対的に信用していますし、愛してますから!

Hydriveキャビネットのお気に入りポイントを教えてください。

ナチュラルなサウンドが気に入っています。
4 x 10のキャビネットが大好きで、普段は4 x 10を2台使う事が多いんです。サウンドのポイントはシッカリ押さえているし、ローエンドも素晴らしいですね。
それに、背面のHigh Frequencyスイッチ! これサウンドがブライトになりすぎないよう調整できるから重宝しています。HARTKEキャビは、僕の要求に100%応えてくれています。

今回は、Walterwoods社のヘッドをお使いですね?

普段、レコーディングや地元ニューヨークでのセッションではLH1000を愛用しています。
しかし、今回はルーパーなどを使う関係上、異なるEQ設定ができる2チャンネルのアンプが必要だったんです。だから2チャンネル仕様のWalterwoodsを持ってきました。アンプ2台とスイッチングのシステムを持ち歩けない時は、このアンプを使っています。

『HARTKEも2チャンネルのアンプを出してくれればいいのに…』と、長年思っています。最近のベーシストはエレキとアコースティック、または多弦ベースなどベースの使い分けも多いので、需要はあるでしょう。ツアーに便利ですし、地元のライブハウスにそれが1台あればサウンドの幅も広がると思います。そんなモデルがあれば僕のシステムは常に全部HARTKEになります(笑)。

ピックやスラップなど、弾き方によってEQも変えますか?

僕の昔の印象はスラップだったかもしれませんが、以前ほどスラップはしなくなりました(笑)。
弾き方の差であれば、気に入った基本サウンドを作り、ベース本体側で多少EQをいじる程度です。サウンド自体に変化が必要な時は、アンプのチャンネル(EQ)を切り替えています。

新しいTX600は試されましたか?

凄く気になっています!

今回、ようやく実物を初めて触われましたが、物凄く軽くてビックリしました。EQのカーブ(トーンスタック)も非常に良く考えられていて面白そうですね。リハが忙しくてサウンドまではチェックできていないのですが、今日のライブが終わったらホテルに持ち帰って弾き倒そうと思っています。それくらい興味津々!

貴重なお時間、ありがとうございました。

インタビュー中で紹介された製品
プロフィール

James Genus(ジェームス・ジーナス)

Bassist

アメリカのバージニア州出身のジャズ・ベーシスト。6歳でギターを始め、13歳でベーシストに転向。バージニア・コモンウェルス大学を卒業後、ニューヨーク州に活動拠点を置くようになる。90年代にはブレッカー・ブラザーズやチック・コリアなど数多くのアイコンと競演。近年はサタデー・ナイト・ライブ・バンドのメンバーとしても活躍。ハービー・ハンコックのライブには2008年から参加している。

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