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オプトコンプの話 Strymon OB.1

 

オプトコンプの話

『オプトコンプ』の解説前に、『コンプレッサーとは?』を紐解きましょう。
コンプレッサーは、最も大きな信号と最も小さな信号の幅として定義されるダイナミックレンジを狭くする働きをします。

ミックス中、音が大きくなりすぎるのを防いだり、大き過ぎる音が歪みの原因にならないよう動作します。
これらの働きとは別に、エフェクトとしても使われます。

コンプレッサーには、ラウドな信号が抑えられて小さくなった信号を元のレベルに戻すためのゲイン回路(メイクアップ・ゲイン)を備えています。
これは静かな信号(小さな音)を引き上げる効果がありますから、ギターに関して言えば「コンプレッサーはサスティーンが伸びる」というイメージに繋がります。

アタックはゲインが抑えられますから、ディケイ信号がアタックと比較して大きくなり、それがサスティーンを増加させることになる訳です。

それでは、オプティカル・コンプレッサーはどう働くのでしょうか?
コンプレッサー回路(オプティカル、FET、VCA&variable MU)にはいろいろな種類があり、スタイルやその美しさが用途によって異なります。

オプティカル・コンプレッサーでは、オーディオ入力信号が光にコンバートされ、その光度がゲイン・リダクションをコントロールします。
信号が大きくなると、その光はさらに明るくなり、さらにゲインを下げるのです。

完璧に働かないことが、美しく、ノン・リニアなアナログ動作が音楽的で自然なサウンドを生み出します。
それに、オプティカル・コンプは他のコンプよりも反応が遅いため、比較的高いコンプレッション・レベルでもアタックはっきり保たれます。
スタジオタイプの有名なオプティカル・コンプレッサーとして、Teletronix LA-2AやTUBE-TECH CL 1Bが挙げられます。

 

OB.1とは?

 

スタジオラックでよく見られるアナログ・オプト・コンプをペダルスタイルに収めたのがOB.1です。
サスティーンが増え、ソフトにプレイしたノートが際立ち、信号全体がスムーズでナチュラルに仕上がるように、スタジオコンプをギターやベースプレーヤー用に設計しました。
早いフレーズもクリアーに、一定に整えてくれます。OB.1にはEQカーブを備えたクリーンブーストも備えていますから、アンプのプッシュやサウンドキャラクターの修正も思いのままです。

高品位のパーツで構成された超低ノイズのアナログ回路のOB.1は、(あなたの)信号パスの1段目の役割に完璧です。また、OB.1はハイゲインアンプ並みのサスティーンが、歪ませないで得られるのです。

 

 

 

OB.1 for Bass

多くのディストーションペダルやハイゲインアンプでは、ハイゲインステージで低域周波数をカットして、良い歪みを生み出しています。ギターのE開放弦は82.41Hzです。

OB.1はドライブペダルやハイゲインアンプの歪みに悪影響を与えないように、80Hzより低い周波数をカットするようにデザインされています。この特徴はギター用に必要ですが、ベース用にそのフィルターが働かないようにしたベースModバージョンが存在します。

このベース用にはオリジナルOB.1のハイパス・フィルターがありません。この結果、スムーズで音楽的なコンプレッションを、ステージでもスタジオでもベースで楽しんでいただけます。

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